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佐藤正午『熟柿』が本屋大賞ノミネート!試し読みも期間限定公開

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小説
報道発表
プレスリリースより

直木賞作家が9年かけた渾身作がノミネート

2026年2月6日、「2026年本屋大賞」のノミネート10作品が発表され、佐藤正午著『熟柿(じゅくし)』がKADOKAWA刊から選出された。大賞作品は書店員による二次投票を経て決定し、4月9日に発表される予定だ。

刊行直後から大きな反響を獲得

直木賞作家・佐藤正午が9年もの歳月を費やして書き上げた『熟柿』は、2025年3月27日の刊行直後から数多くのメディアでインタビューや書評が掲載された。「読み終わった後、しばらく何も考えられなかった」「震えがくるほどのすごい小説であり、2025年を代表する小説だ」など多くの反響をいただいている。出版界での注目度も高く、「本の雑誌が選ぶ2025年度上半期ベスト10」1位獲得、第20回「中央公論文芸賞」受賞を経て、現在9刷まで版を重ねている。

文芸WEBマガジンで試し読みを特別公開

ノミネートを受けて、文芸WEBマガジン「カドブン」にて2章分の試し読みを期間限定で特別公開する。公開期間は2026年2月6日から2026年4月8日23時59分まで。人生を踏み外した女性の静かな決意と再生の物語を、ぜひこの機会に確かめることができる。

作品に寄せられた絶賛の声

角田光代さんは毎日新聞で「絶望しても、裏切られても、繰り返すしかない生活が、私たちを救うのだと思わせてくれる小説だった」と評している。三宅香帆さんは読売新聞で「それでも主人公は人生を生きていくしかない。その時間経過が、淡々とした筆致で、だが胸に迫る展開をもって描かれている」と述べた。杉江由次さんは本の雑誌で「お涙頂戴の感動なんてものではない。もっと大きな本物の人生が、迫力を持って描かれる」と評価している。

物語のあらすじと書誌情報

激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。出所後息子に会いたいがあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。自らの罪を隠して生きる彼女にやがて、過去にまつわるある秘密が明かされる。定価は2,035円で、電子書籍も同日配信されている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000018763.000007006.html