徳間文庫2月新刊、篠綾子氏の新シリーズや大藪賞候補作など話題作が続々登場


時代小説の気鋭や直木賞作家による話題作が集結
株式会社徳間書店は、徳間文庫の2月新刊を2026年2月10日に発売する。今回のラインナップには、時代小説の気鋭である篠綾子氏の新シリーズや、第27回大藪春彦賞候補となった宇佐美まこと氏と水野梓氏の作品の文庫化、直木賞作家・澤田瞳子氏の京都エッセイ、人気作家による麻雀小説アンソロジーなど、多彩な作品が揃っている。
篠綾子氏が描く練り香職人の新シリーズ
「更紗屋おりん雛形帖」「江戸菓子舗照月堂」などで人気の篠綾子氏による新シリーズ「仙薫堂香り噺 残り香」が登場する。江戸小日向の香舗・仙薫堂を舞台に、練り香職人のおみつが療養中の父に代わり、店の建て直しに奮闘する物語だ。定価は946円で、368ページの文庫判となっている。
山本巧次氏の「大奥様陽だまり事件帖」シリーズ第二弾
人気シリーズ「八丁堀のおゆう」の著者・山本巧次氏による「恋の行方は謎絡み 大奥様陽だまり事件帖」が発売される。六十三歳の旗本の大奥様・嬉代が、孫娘の那美と共に人情味溢れる知恵と洞察力で市井の謎を解き明かす。江戸の「ミス・マープル」と称される嬉代の活躍を描いた心温まる江戸ミステリーだ。定価は869円、272ページ。
直木賞作家・澤田瞳子氏の京都エッセイ
直木賞作家の澤田瞳子氏による京都エッセイ「京都折々暮し」も注目作品の一つだ。京都生まれ、京都育ちの著者が、旬の食や旅先での出会い、芸術や歴史など、日常で感じた様々な出来事をウィット溢れる文章で綴っている。直木賞受賞記念エッセイも収録され、ロングセラー「京都はんなり暮し」に続くエッセイ集となる。定価は880円、288ページ。
大藪春彦賞候補作が文庫化
第27回大藪春彦賞候補作となった2作品が文庫化される。宇佐美まこと氏の「誰かがジョーカーをひく」は、地味で臆病な中年主婦が突如転がり込んだ三千万円を巡る逃走劇を描いたノンストップサスペンスだ。水野梓氏の「グレイの森」は、臨床心理士が殺人事件の背後で苦しむ人々の声を掬う社会派長編小説となっている。両作品とも定価は990円。
人気作家による麻雀小説アンソロジーも
大沢在昌、黒川博行、新川帆立、竹本健治、筒井康隆、宮内悠介といった人気作家6名による麻雀小説傑作選「人生リーチ、時々ツモ」も発売される。一打に託された人生の縮図を描いた「読む麻雀」が楽しめるアンソロジーで、加藤シゲアキ氏が推薦している。定価は913円、288ページ。志川節子氏による「アンサンブル」も同時発売され、作曲家・中山晋平の波乱に富んだ半生を描いている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001007.000016935.html