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版画と書道が紡ぐ「見えないもの」——植田爽介×田中岳舟の二人展が南青山で開催

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絵画(日本画・洋画)・美術展
版画
報道発表
プレスリリースより

時間と身体の痕跡を映し出す異色のコラボレーション

YUGEN Galleryは、2026年2月26日より開廊4周年記念企画展の後期として、植田爽介と田中岳舟による二人展を開催する。版画家と書家という異なる表現者が、作品に宿る「見えないもの」をテーマに競演するのだ。

版画と書道、対照的な時間の構造

芸術は目に見える形だけでなく、時間の流れや身体の緊張、思考の積層といった不可視の要素を作品として定着させる営みである。植田の版画は工程の蓄積によって時間の重なりの痕跡を定着させる表現であり、田中の書は今この瞬間の痕跡を刻む表現だ。一方で、書もまた反復の積み重ねの中から選び取られた一瞬が作品となり、版画にも刷りや剥がしの決定的な瞬間が存在する。両者は異なる時間の構造を内包しながらも、目に見えないもの——時間、身体、思考の痕跡を一つの作品に凝縮していく。

開催概要と作品について

展覧会は2026年2月26日から3月22日まで、YUGEN Gallery東京にて開催される。開館時間は平日13時から19時、土日祝日13時から20時で、最終日のみ17時終了となる。入場料は無料だ。展覧会開催と同時にYUGEN Gallery公式オンラインストアでも作品の閲覧・購入が可能となる。

注目の2人のアーティスト

植田爽介は版画技法や複製技術のインダストリアルな側面を糸口に、人と自然が並列に共生する関係性を再考する作品を発表している。令和3年度文化庁新進芸術家海外研修生に選ばれるなど、国内外で高い評価を得ているアーティストだ。一方、田中岳舟は1990年福岡出身で、左利きであることがきっかけで書を始めた。伝統書を学ぶ中で前衛書に影響を受けながら、現代の表現として書の精神、プロセス、概念から派生した「書から成るモノ」を探求し続けている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000567.000074187.html