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本屋大賞ノミネート!伊坂幸太郎『さよならジャバウォック』と湊かなえ『暁星』に注目

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小説
報道発表
プレスリリースより

2026年本屋大賞にノミネートされた2作品

「全国の書店員がいちばん売りたい本」を選ぶ2026年本屋大賞のノミネート作が発表され、双葉社から伊坂幸太郎の『さよならジャバウォック』と湊かなえの『暁星』が選出された。両作品とも書店員から絶賛の声が相次ぎ、大きな注目を集めている。

デビュー25周年の伊坂幸太郎が放つ衝撃作

『さよならジャバウォック』は、デビュー25周年の節目に伊坂幸太郎が書き下ろした作品だ。物語は「量子」と「斗真」という二つのパートが並行して進む構成で、夫を殺害してしまった佐藤量子の一人称で語られる前者では、大学の後輩・桂凍朗との関係を疑った夫から暴力を受け、やむをえず反撃した結果の死が描かれる。動揺し途方に暮れる量子のもとへ、なぜか桂が突然現れ「死体を隠せばいい」と提案するところから物語が動き出す。

次々と提示される謎と、終盤で一気に明かされる真相。世界が反転するかのような結末は、すべての疑問を鮮やかに氷解させ、読後に強烈な余韻を残す。伊坂本人も「読んだ人に『そうだったのか!』と驚いてほしいという気持ちから完成させた」とコメントしており、ミステリーを読む醍醐味が横溢する一冊となっている。

湊かなえが「一番好き」と断言する渾身作

『暁星』は、現役の文部科学大臣であり文壇の大御所作家が、全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から現れた男に刺されて死亡するという衝撃的な事件から幕を開ける。逮捕された永瀬暁(37歳)の手記と、事件を目撃した作家による小説という二つの視点から物語が描かれていく構造が特徴だ。

事実を語るノンフィクションと、想像によって紡がれるフィクション。二つの物語は並行して進みながら、少しずつ読者の価値観を揺さぶっていく。証言の積み重ねの先に明かされる結末は、事件の輪郭を一変させ、読者に「真実とは何か」という問いを突きつける作品だ。作者自身が「これまでの作品で一番好きだと断言できる」と語る渾身作で、「読み終わってからも涙が止まらなかった」など書店員たちからの絶賛の声が相次いでいる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000933.000014531.html