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サステナブルガストロノミー推進、6団体が受賞

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アイデア
報道発表
プレスリリースより

サステナブルガストロノミーアワード第1回の受賞団体発表

東京都のスタートアップ支援施策「TIB CATAPULT」事業に参画する「Sustainable AgriTech & FoodTechクラスター」は、持続可能な食文化「サステナブルガストロノミー」の実践を評価する『第1回サステナブルガストロノミーアワード』の受賞団体を発表した。

本アワードは、サステナブルガストロノミーを理念や一過性の取り組みにとどめるのではなく、事業や社会の中で継続的に実装してきた団体の実践に光を当てることを目的に、今回初めて開催されたものである。

受賞団体と審査ポイント

審査にあたっては、特定のプロジェクトや一時的な成果ではなく、組織としてサステナブルガストロノミーに継続的に向き合ってきた姿勢や実践を重視した。「新規性」「社会へのインパクト」「食文化への貢献度」の3つの観点から、食・農・ガストロノミー領域において研究、事業、現場、政策など多様な分野で活動する有識者により、多角的な視点で審査を行っている。

サステナブルガストロノミー大賞は、フード部門およびアグリ部門の審査結果をもとに、総合的に最も高い評価を得た団体として選出された。本アワードでは、サステナブルガストロノミーの実践を多様な立場やアプローチから捉えるため、各賞につき企業・団体とスタートアップ(イノベーター)の計2団体を選出している。

サステナブルガストロノミー大賞は不二製油株式会社および株式会社TOWING(イノベーター)が、アグリ部門は株式会社ユーグレナおよびGreen Carbon株式会社(イノベーター)が、フード部門は明治ホールディングス株式会社および合同会社シーベジタブル(イノベーター)が受賞した。

企業とスタートアップの共創事例「アップサイクルビール」

発表会では、クラスターにおけるスタートアップと企業の共創事例として、「Beer the First」によるアップサイクルビールの新商品が発表された。株式会社明治の乳素材を活用した「WHITE BREW(ホワイトブリュー)」と、尾西食品株式会社のアルファ米の端材を使用した「RICE ALE(ライスエール)」の2商品である。いずれも、味わいと原料背景にあるストーリーの両立を目指して開発された、サステナブルなクラフトビールだ。

食品メーカーとの協業により、これまで十分に活用されてこなかった乳素材やアルファ米の端材といった原料をクラフトビールへとアップサイクルすることで、未利用資源の有効活用や資源循環の可能性を広げる取り組みを実践している。本商品では、環境配慮や資源循環といった社会的意義を前面に打ち出すだけでなく、まずは「一杯のビールとして純粋に楽しんでもらうこと」を重視している。その体験をきっかけに、原料や製造背景への関心が自然と広がっていく、循環型のコミュニケーションを目指しているのである。

サステナブルガストロノミーとは

サステナブルガストロノミーとは、環境・社会・文化に配慮しながら、次世代へと受け継がれていく持続可能な食文化を指す考え方である。国連でもSDGs達成に向けた重要な取り組みとして位置づけられており、食材の生産・流通・調理・消費に至るまで、食を取り巻くさまざまなプロセスの中で、天然資源や生態系への配慮、トレーサビリティ、フードロス削減や地域資源の活用、食文化の継承といった視点が重視されている。本アワードでは、こうした考え方を実際に行動に移している取り組みに光を当て、成果の大小だけでなく、その背景にある思想やプロセスまで含めて評価・可視化することで、サステナブルガストロノミーを社会に広げていくことを目指している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000062040.html