長月天音最新作『おやすみ処にしさわ商店』4刷重版決定、著者と編集者対談を公開


映画化『ほどなく、お別れです』の著者による新作が重版
株式会社徳間書店は、長月天音著『信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店』の4刷重版が決定したことを発表した。映画化で話題となった『ほどなく、お別れです』の著者による本作は、多くの読者から共感の声が寄せられている。重版を記念して、長月天音さんと担当編集者による対談が徳間書店文芸編集部noteで公開されている。
「喪失と再生」がテーマ、執筆の裏側を語る対談
対談では、デビュー作以来のテーマである「喪失と再生」に、7年の歳月を経て改めて向き合った、原点回帰の物語の裏側に迫っている。編集者が「書店の話はどうですか?」と当初提案したことから、長月天音さんが書店での勤務経験がなく不安を感じていたことが明かされた。執筆の過程で、長月さんが葬儀場での勤務経験を、編集者が納骨堂での勤務経験を持つことが分かり、驚きを共有したという。対談の続きは徳間書店文芸編集部のnoteで確認できる。
書店員や読者から続々と反響の声
「おやすみ処にしさわ」は悲しみを抱えた人が向くべき方向を優しく指し示す方位磁針のような存在だと評価されている。大切な誰かとの別離後に襲いかかる寂しさや後悔の感情を、店の美味しい食事やデザート、そして「旅の思ひ出ノート」を通じた交流によって、優しく包み込む内容となっているという。誰にも言えずひとりで悲しみを抱える人すべてに読んでほしいという声も上がっている。さらに「そっと優しく人生が変わる物語」として、読むと善光寺に行きたくなるほどの感動を与える一冊だと語られている。
本作の概要と著者プロフィール
『信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店』は、著者:長月天音、定価858円(税込)、判型:文庫判、ページ数:304P。亡き妻との約束を果たすべく善光寺参りにやってきた弘和が、参道で見つけた不思議な喫茶店「おやすみ処にしさわ商店」での出来事を描いている。大切なものを失った哀しみから前を向いて歩き出そうとする人々を描いた5つの物語で構成されている。長月天音は1977年新潟県生まれ。2018年『ほどなく、お別れです』で第19回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同シリーズをはじめ、複数のシリーズ著書を手がけている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001008.000016935.html