紗倉まな最新小説『あの子のかわり』妊娠出産への葛藤を描く


作家デビュー10周年を飾る新作『あの子のかわり』が発売
株式会社河出書房新社は、AV女優・作家として活躍する紗倉まなが妊娠・出産をテーマに描いた最新小説『あの子のかわり』を2026年2月12日に刊行した。本日の発売は2016年の作家デビューからちょうど10年にあたる記念すべき日である。
本書の刊行に際して、「2025年ベスト小説」との呼び声も高い『YABUNONAKA―ヤブノナカ―』で話題をさらう作家・金原ひとみから絶賛コメントが寄せられている。また全国書店員からも多くの共感と驚嘆の声が寄せられており、高い期待がうかがえる。
金原ひとみが絶賛する傑作小説の内容
『あの子のかわり』の舞台は、親友の妊娠という予想外の出来事から始まる。ヘアメイクとして活躍する主人公・由良は、かわりばえしない日々に倦怠を感じながらも、仕事に邁進し夫と共に愛犬を育てる人生が続いていくと思っていた。しかし、独身の親友・有里奈から妊娠の知らせが飛び込み、二人の人生の歯車が狂い始める。
金原ひとみは「ここに書かれているのは、狂気と正気の狭間ではなく、狂気と正気の甘やかなマリアージュだ。その破裂の先にある世界に、読者は目を見張るだろう」とコメントしている。
揺れ動く心理と人間関係を冷徹に描写
紗倉まなは昨年10月に『うつせみ』で第47回野間文芸新人賞の候補作にノミネートされ、文芸界から熱い注目を浴びている。最新作『あの子のかわり』は、著者が「いつか書きたい」と強く願っていた妊娠・出産をテーマに、揺れ動く心理と微妙な人間関係を見つめる冷徹な観察眼が発揮される。読者の心をわしづかみにする豊かな表現と独自の情景描写がさらに冴えわたる作品となっている。
全国書店員から絶賛の声
書店員からは「誰もが陥るかもしれない苦しみ、向き合わざるを得ない女性としての人生が描かれていた」「等身大の私たちの、等身大の心の動きを誠実にすくい上げた一冊」といった声が続々と寄せられている。また「結婚する/しない、産む/産まない。この選択で一気に関係性が変化するというどうしようもない感覚を的確に言語化してくれた」という評価もある。さらに「とても大事なことが書かれていると本能的に感じさせる力を持った小説」との指摘も上がっており、男女を問わず読む価値のある作品として評価されている。
書誌情報
書名は『あの子のかわり』で、著者は紗倉まな。仕様は46判・仮フランス装・192ページ。発売日は2026年2月12日で、税込定価は1,870円(本体1,700円)。ISBNは978-4-309-03249-8。装丁は佐藤亜沙美が、装画は金井香凜が担当している。電子書籍も近日中に発売予定となっており、詳細は各電子書籍ストアで確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001170.000012754.html