アジア健康長寿イノベーション賞、第5回公募開始。高齢化対策の革新的な取り組み募集


アジア健康長寿イノベーション賞とは
日本国際交流センター(JCIE)と東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)は「第5回アジア健康長寿イノベーション賞」の公募を開始いたします。この国際賞は、高齢化が進むアジア各国から健康長寿に向けた革新的な取り組み事例を募集し、表彰するもので、高齢化による課題解決となる革新的なプログラム、サービス、製品、政策を表彰することにより、アジア地域内で優れた知見を共有し、この地域の共通課題である急速な高齢化に共に対応していくことを目的としています。
これまでの実績と対象地域
これまで全4回の公募を行い、アジア14か国・地域から300件を超える応募をいただき、そのうち10か国の35団体に賞を授与してきました。第5回は、日本、韓国、中国(香港、マカオ、台湾を含む)、アセアン加盟国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、ベトナム)が対象となっており、日本からも、他のアジアの国々に紹介すべき優れた事例、アジアとの連携を模索する意欲的な事業のご応募をお待ち申し上げています。
募集部門と応募について
募集部門は「ケアとウェルビーイング」「社会参加」「生活環境」の3つです。ケアとウェルビーイングは、高齢者の心身の健康の保持・増進を図るとともに、介護者や医療・福祉サービス提供者を支援する取り組みを募集します。社会参加は、高齢者の地域社会への継続的な参加、および世代を超えたつながりを促進する取り組みが対象となります。生活環境では、高齢者が安心して暮らし続けられる住まい、地域、交通などの環境を実現する取り組みを求めています。応募締め切りは2026年5月15日(金)です。応募資格・選考基準・応募方法等の詳細は、公式サイト(トップページは英語、日本からの応募ページは日本語)にてご確認いただけます。
創設の背景と国際的な位置づけ
日本はアジアにおいていち早く長寿化を達成し、現在では世界で最も高齢化が進んだ国となりました。一方で、他のアジアの国々でもこれまでにない速さで長寿化が進んでおり、誰もが健康で活動的な高齢期を過ごすことができるよう、早い段階から社会の制度や人々の意識を変えていくことは各国共通の課題です。国連においても、SDGs(持続可能な開発目標)のゴールに向けた最後の10年間を「健康な高齢化の10年(UN Decade of Healthy Ageing 2021-2030)」として位置づけ、国際社会が協力して取り組むことが決議されています。
JCIEとERIAは、日本政府が推進するアジア健康構想(AHWIN)の取り組みの一環として、2020年にこの賞を開始しました。本賞は2023年12月に開催された日ASEAN友好協力50周年特別首脳会議において採択された共同ビジョン・ステートメント実施計画に、持続可能な経済成長を伴う健康長寿社会を実現させるための協力強化の方策の一つとして明記されています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000019334.html