韓紙に刻む静謐な世界、写真家ナム・ジョンヒョンの個展が東京ミッドタウンで開催


韓国写真家の個展がSMP GALLERYで開催
東京ミッドタウン内のライフスタイルショップ「STYLE MEETS PEOPLE」に併設されたSMP GALLERYは、2026年2月13日(金)より、韓国・ソウル在住の写真家Jonghyun Nam(ナム・ジョンヒョン)の個展を開催する。本展では、韓国の伝統的手漉き紙「韓紙(ハンジ)」を支持体とし、被写体の本質を捉えた代表作4シリーズ計26点を展示する。墨絵のような静謐さと、紙の繊維に溶け込む光の粒子が、観る者に「存在」と「時間」を静かに問いかける作品群である。
風景と静物を主なモチーフにした4つのシリーズ
展示される作品は、写真家が継続的に探究してきた4つの主要シリーズから選ばれている。「WINTER LOTUS(冬の蓮)」「THE THINGS(静物)」「THE CHAIR(椅子)」「BARBIE(バービー)」のシリーズで、関連アートブック4作を含む全26点が並ぶ。被写体は広がる雪原、韓国の白磁、欧米の家具、そしてバービードールと多岐にわたる。風景と静物、哀愁とユーモアが静かに交差する作品群は、韓紙の上で沈黙する物たちが呼吸するかのような佇まいを見せる。
影を排除した独自の表現手法
ナム・ジョンヒョンが一貫して向き合っているのは、被写体が本来持つ真正性である。その探求の中で、写真からあえて「影」を取り除くという手法を選んだ。光と影が生む演出を排し、余分な要素をそぎ落とすことで、被写体は輪郭や意味を超え、ただそこに在るものとして立ち現れるという考え方に基づいている。この表現を支えるのが韓国の伝統的手漉き紙・韓紙である。韓紙の繊維に深く溶け込んだ写真は、墨絵を思わせる静謐な佇まいを帯び、観る者にそっと語りかけてくる。
バービーシリーズが象徴する可能性
BARBIEシリーズは、バービーを単なる美の象徴としてではなく、子ども時代の夢や想像力を体現する存在として捉え直す作品である。「You can be anything!」というスローガンを掲げ続けてきたバービーの姿を通じて、写真家は成長と記憶、そして心の奥に残る憧れを、自身が「少年」として抱いてきた視点から描き出している。最終日の3月9日は「National Barbie Day(ナショナル・バービー・デー)」であり、バービーファンにも是非見ていただきたい写真展である。
企画展の詳細情報
展覧会は2026年2月13日(金)から3月9日(月)まで、東京ミッドタウン六本木ガレリア3F内のSMP GALLERYで開催される。開催時間は11時から20時(最終日は17時まで)で、入場料は無料である。問い合わせはTEL:03-5413-3705、メール:info@stylemeetspeople.com。公式URLはhttps://smp-gallery.com、インスタグラムはhttps://www.instagram.com/stylemeetspeople/
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000176130.html