新生活の決意を続けるコツは「手間を減らす工夫」にある


新生活で決意した人は約7割、でも続かない人が多い理由
春は「今年こそ○○を続けよう」と新生活を立て直したくなる季節です。パナソニック株式会社の調査によると、20〜40代の72.3%が新生活の節目に何かしらの決意をした経験があります。しかし、そのすべてを今も続けられている人は35.4%にとどまるというのが現実です。決意した内容は「貯金・家計管理」と「運動・ダイエット」がいずれも40%超で人気ツートップ。続いて「自炊・料理」(24.6%)と「勉強・資格取得」(24.9%)が4人に1人の挑戦を集めています。貯金や運動、勉強、生活リズムの見直しなど、理想の暮らしに向けた宣言は多いものの、仕事や私生活の忙しさの中で取捨選択され、いつの間にか元のペースに戻ってしまう——こうした働き盛りの一人暮らしの「決意と現実」のギャップが浮かび上がりました。
新生活の決意が続かない最大の理由は「洗い物」
健康や節約の観点から「今年こそ続けたい」と考えられやすいのが自炊です。決意した人は4人に1人と決して少なくありませんが、その後の継続状況には大きなばらつきがあります。自炊をする際に一番面倒だと感じる作業を聞くと、「洗い物・片付け」が36.4%でトップとなり、「献立を考える」(17.0%)や「買い物」(10.3%)を大きく上回りました。近年はレシピアプリやネットスーパーの普及で、「考える」「買いに行く」負担は少しずつ軽くなっています。一方、「洗い物・片付け」は、気分が乗らない日でも必ず向き合わなければならず、手間そのものを減らしにくい家事です。
半数以上が「洗い物が理由で自炊を控えた」経験あり
実際、「洗い物・片付けが面倒だと感じて、自炊をやめたり控えたりした経験があるか」という質問に対し、「よくある」(20.2%)と「時々ある」(31.3%)が合計51.5%を占めています。つまり、半数以上が洗い物のことを考えて自炊をセーブしたことがあるということです。また、自炊を続けるうえで「もっと効率化したい」と思う作業では、「洗い物・片付け」(45.7%)が最多に。献立や買い物はツールやサービスで代替しやすくなったからこそ、最後に残る「食後の洗い物」が、一人暮らしの自炊を続けるうえで最も重く感じられる作業になっていると言えます。
決意を習慣に変えるには「自分のペースで続けられるライン」を見つけること
貯金や運動、自炊、勉強、生活リズムなど、どのテーマも「続いている人」と「続かなかった人」が混在しています。毎日完璧にこなすことを目指すよりも、簡単なメニューや作り置き、時短家電なども取り入れながら、「自分のペースで無理なく続けられるライン」を見つけていくことが、決意したことを続けるコツと言えそうです。例えば自炊であれば、調理の手間を減らすだけでなく、食後の洗い物にかかる時間を短くできれば、「今日は疲れたからやめておこう」と思う日を少しずつ減らすことができます。新生活の決意を日常の習慣に変えるには、根性よりも「手間を減らす工夫」が何より大切です。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001162.000024101.html