創作のリアリティが激変する!ストーリーづくりに役立つ資料本10選【小説・脚本・漫画】


~サイエンス要素の参考としてオススメ~
著:小林正明 絵:高橋のぞむ(大泉書店)
6.ほんとうはこわい植物図鑑
コミカルなイラストつきで、世界のあちこちに生息する危険植物58種を解説している本。食虫植物や寄生植物などの、なんとなく不気味なイメージの植物だけに留まらず、例えば「触れただけで痛みが2年は続く毒の葉を持つ草」や、「その名も“ライオンゴロシ”」など、本気で危険な植物まで網羅。サスペンスやミステリーはもちろん、様々なジャンルのヒントとしても使えそう。
梨木はファンタジー作品の資料(作中に登場させる植物の元ネタなど)として本を開くことがあります。
参考:ほんとうはこわい植物図鑑 著:小林正明 絵:高橋のぞむ(大泉書店)
著:大嶋建一(Gakken)
7.美しい元素 オールカラー
Gakkenのコンパクトな図鑑です。水素から始まって超ウラン元素まで、現在発見されている118種類の元素を、全ページ美麗なオールカラー写真付きでご紹介。その元素がどういう性質なのか、どういうところで使われているのかなどもわかりやすく解説。
実は梨木が持っているのは2013年版なのですが、こちら2023年に、元素番号113番「ニホニウム」も掲載した新装版が出たそうですよ。このボリュームでお手頃価格なのもオススメ!
参考:美しい元素 オールカラー 著:大嶋建一(Gakken)
著:松原 聰(Gakken)
8.美しい鉱物 オールカラー
こちらもGakken、上記『美しい元素』と同じシリーズの図鑑。「ダイヤモンド」や「サファイア」などおなじみの宝石から、「テレビ石」や「太陽ルチル」といったおもしろい名前の鉱物まで約200種類を、結晶の写真とわかりやすい解説文付きでみっちりオールカラー掲載。とにかく端から端まで美麗な写真が載っているので、ただ眺めるだけでも楽しい。こちらも2023年に新装版が出ています。
創作の資料としてはもちろん、図鑑として一冊あるととても便利だと思います。
参考:美しい鉱物 オールカラー 著:松原 聰(Gakken)
~そのほかの雑学・小ネタ・オマージュ等にオススメ~
著:渋谷申博(日本文芸社)
9.眠れなくなるほど面白い 図解 聖書
前ページの『~犯罪心理学』と同じシリーズからもう1冊ご紹介。聖書そのものではなくて、「聖書に載っているおはなし」をわかりやすく解説している本。「創世記」「バベルの塔」などのエピソード(旧約聖書)から、キリストのエピソード(新約聖書)まで網羅。
余談ですが『新世紀エヴァンゲリオン』や『勇者王ガオガイガー』などのアニメは、モチーフやキャラクター設定などに聖書のエッセンスが含まれているので、元ネタを知るともっと深く楽しめちゃう。
ちなみに梨木はまさに、こういった「アニメをもっと深く楽しみたい」も入手した動機のひとつです…。
参考:眠れなくなるほど面白い 図解 聖書 著:渋谷申博(日本文芸社)
著:春風亭昇吉(誠文堂新光社)
10.マンガでわかる落語
「時そば」「粗忽長屋」といった古典落語の演目50編を、定番からちょいマイナーまで漫画付きで解説。ストーリーだけでなく、物語に登場する「江戸時代ならではの文化・用語」や、さらに寄席の楽しみかたまで記載。これ一冊で落語の基礎知識をばっちり抑えることができる。創作の資料としてはもちろん、「落語に興味があるけど、どこから始めればいいかわからない」というかた、ぜひ最初の「掴み」として読んでみてはいかがですか?
梨木は江戸時代を舞台にした作品を書く時、資料として大活用しました。
いかがでしたか?
ノンフィクションはもちろん、フィクションの物語を書く時なども、細部をきちんと作り上げる、リアルな知識を盛りこむなどすると、物語のリアリティがぐっと上がると思います。
またこのような知識や雑学を知ると、既存の作品を視聴・読書する際に、物語の解像度が上がるため、もっとディープに作品を楽しむことだってできちゃいますよ。
ぜひ、お好きな本を手に取ってみてくださいね!