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金剛流能『道成寺』東京24年ぶり披キ、山田伊純が独立十周年記念で上演

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スピーチ・弁論
報道発表
プレスリリースより

金剛流の舞台『道成寺』が東京で24年ぶりに披キされる

能楽の伝統を守る金剛流による自主公演「潤星会」は、2026年6月6日に国立能楽堂で第38回公演を開催する。今回は金剛流能楽師・山田伊純の独立十周年記念として、能『道成寺』の披キ(重習といわれる重要な演目の初演)が上演される。この演目が東京で舞台にのぼるのは実に24年ぶりのことである。

「若手能楽師の卒業試験」と称される重要な演目

能『道成寺』は能楽師にとって登竜門の一つであり、「若手能楽師の卒業試験」とも呼ばれる極めて重要な演目だ。物語では白拍子が鐘へと近づいていく場面、そして鐘が落ちる瞬間が舞台全体を最高潮の緊張感で包み込む。鐘入りは大変危険を伴うもので、演者の高い技量、身体能力、集中力が求められ、その一瞬に観客の視線が集まる迫真の舞台が期待される。

白拍子と大蛇の物語『道成寺』のあらすじ

紀伊国・道成寺では長く失われていた釣鐘が再興され、三月のある日に鐘供養が営まれることになった。女人禁制の寺へ一人の白拍子が参詣し、「供養のために舞いたい」と願い出たため、特別に入場が許される。白拍子が舞いを舞う中、人々が眠気を催したのに乗じて白拍子は鐘へ狙い寄り、そのまま鐘を引きかぶって姿を消す。住僧の語りによれば、かつて客僧に慕われた娘が大蛇となって鐘に巻きつき、火焔を吐いて鐘を溶かして客僧を殺したという。僧たちの祈りの力によって、白拍子は蛇の姿を現し、やがて伏して消えるのであった。

多彩な出演者による豪華な舞台構成

当日は道成寺のほか、人間国宝・金剛流宗家金剛永謹氏による金剛流舞囃子「枕慈童」、田崎甫氏による宝生流舞囃子「松尾」、茂山千五郎氏による大蔵流狂言「鐘の音」、そのほか仕舞など多彩な演目が上演される。金剛流、宝生流の能楽師をはじめ、狂言方や囃子方など、多くの一流の出演者が参加する。公演は2026年6月6日(土)、開場12時15分、開演13時、国立能楽堂で行われ、上演時間は約4時間30分(休憩含む)である。チケットはカンフェティにて発売中で、SS正面席13,000円から自由席7,000円まで用意されている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003536.000013972.html