労務管理システムの選定でSmartHRが圧倒的信頼を獲得、ジョブカンを逆転


BtoB購買で「事前認知」が74.5%に影響、想起と信頼のズレが明らかに
株式会社EXIDEAが実施した調査により、労務管理・勤怠管理システム領域で注目すべき結果が浮き彫りになった。商談前に知っていたブランドが意思決定に影響したと回答した割合は74.5%に達し、BtoB購買では事前認知の重要性が改めて証明された。
本調査は過去1年以内に労務管理・勤怠管理システムの選定・導入推進・検討に携わった200名を対象に実施。調査期間は2025年9月18日である。
ジョブカンが想起首位9.6%、SmartHRが信頼度で圧倒的逆転
「労務管理・勤怠管理システムと聞いて最初に思い浮かぶ企業」という想起調査では、ジョブカンが9.6%で首位に立った。2位はfreeeの7.0%、3位がSmartHRとマネーフォワードの6.1%である。
しかし興味深いことに、最終的な導入検討ブランドではSmartHRが46.5%で首位を占め、ジョブカン(42.0%)を上回った。内容まで理解している層では、SmartHRが71.0%で最高水準を達成している。
「比較の物差し」を握る戦略が勝敗を決める
事前認知が選定に与えた影響について、「他社と比較する際の基準になった」と回答した割合は51.0%に達した。さらに「安心感があり検討しやすかった」との回答は69.1%、「決裁者への説明がしやすかった」は41.6%である。
SmartHRが信頼度で1位率63.0%を記録したのに対し、ジョブカンは33.1%に留まった。この差は、単なる想起の優位ではなく、市場における「スタンダード」としての地位の違いを示唆している。
「今は買わない層」への認知構築が鍵
海外の研究機関による調査では、BtoB市場において「今すぐ買う」層はわずか5%であり、残り95%は将来の顧客であることが報告されている。本調査結果は、この95%層に対して「カテゴリーの定義」を握ることの重要性を強調している。
本調査シリーズは全16カテゴリーを対象に実施予定で、結果は「カテゴリーブランディング白書 2026年版」として2026年3月末頃に発表される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000189.000041581.html