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能登の復興を描く11組のアーティスト展、そごう美術館で開催

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
山本基《時の積層》部分(2025年)(プレスリリースより)

能登復興を願うアーティストたちの作品が集結

そごう美術館(神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階)では、2026年3月7日から4月2日まで「能登とartists 能登とともにある、アーティストの思考と行動」を開催する。能登半島地震から2年が経った今も復興途上にある能登について、能登で活動する作家ら11組のアーティストの作品を通じて、その思考と行動を感じることができる展覧会である。

被災した作品の意義を見つめた展示構成

本展では、石川に暮らす10組に石川出身の前本彰子を加えた11組のアーティストたちの作品を展示する。なかには自宅が倒壊し住む家を失った作家も含まれており、展示する作品のなかには被災して元の形ではなくなったものもある。金沢美術工芸大学アートプロジェクトチーム[スズプロ]《奥能登曼荼羅》(2017年)と山本優美《わたしのひふはおもたい》(2021年)の被災した2つの作品を展示する。アーティストたちは被害を伝えるためではなく、地震を経てさらに思いが込められた新たな作品としての使命を与えている。

自然とともにある日常を描く作品群

震災後の能登では、いつもの年と変わらず花が芽吹き虫たちが飛び回っている。高橋治希の新作は能登の里山里海に咲く草花を癒しとともに描き出す。写真家・石川幸史は震災以前から撮影していた能登の海岸を震災後も撮影することで、大きな自然の営みのなかにある私たちの存在を浮き彫りにする。地震があっても変わらない能登があり、ささやかな日常の積み重ねの先に創造的復興があることを示している。

能登への思いを作品化するアーティストたち

能登半島地震後、アーティストたちは能登への思いを作品にしている。能登半島地震の1時間後に祈りを込めて《青の天使》(2024年)を制作した前本彰子、能登の方々の言葉をつなぎ多くのアーティストや地域の方々が協働して生まれたミュージカル「HOME~Grace for All~」、山本基による被災した黒瓦に描いた《時の積層》(2025年)など、アーティストたちのそれぞれの日常にある能登を作品という形で表現している。自宅を失いながらも能登の人たちとともに復興へ歩んでいく力強い日々を綴る仮( )-karikakko-や、能登への思いを刺繍日記で綴るモンデンエミコなど、様々なアプローチで能登への思いが作品化されている。

5つのキーワードで構成される展覧会

本展は「芽吹く」「重ねる」「変わる」「祈る」「歩む」の5つのキーワードで構成されている。能登半島地震からゆるやかに進む復興の歩みのなかで、アーティストたちがどのように思考し作品にしてきたかを紹介する。展覧会を通じて能登復興への思いを多くの人に繋いでいくことが、この展覧会の願いである。

開催概要と入館料金

会期は2026年3月7日(土)から4月2日(木)まで。会場はそごう美術館(そごう横浜店 6階)で、営業時間は午前10時から午後8時(最終入館午後7時30分)。会期中は無休である。入館料は税込で一般1,400円(前売・カード提示時1,200円)、大学・高校生1,200円(前売・カード提示時1,000円)、中学生以下は無料。前売券は2月18日(水)から3月6日(金)まで公式オンラインチケットおよびそごう美術館にて販売される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002312.000031382.html