「音楽って何か」を問い続ける若手クリエイター3名の創作過程を展示


東京芸術劇場で音楽分野3名のクリエイション・レポート展示会開催
東京芸術劇場は、3月4日(水)~8日(日)アトリエイースト(地下1階)にて「TMTギア 音楽分野:クリエイション・レポート」展示会を開催する。本展示会では、指揮者の山田和樹 東京芸術劇場次期芸術監督らのメンターシップのもと、音楽分野3名のアート・クリエイター(長瀬善則、布施砂丘彦、吉野良祐)が世界各地でのフィールドワークや公開制作の軌跡を展示形式で紹介する。
「TMTギア」若手クリエイター長期育成プロジェクトとは
「TMTギア」は、文化庁による文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター支援基金)に採択され、2024年度よりスタートした若手クリエイター長期育成プロジェクトである。パフォーミングアーツ分野で2名が、音楽分野で3名がオーディションで選出された。劇場を単なる発表の場ではなく、創作を共にするパートナーと位置づけ、既存の枠組みにとらわれない独創的な才能の育成と、劇場の制作基盤の強化を目指している。プロジェクトでは、次期芸術監督や劇場の専門スタッフがメンターとしてクリエイターに伴走するほか、制作・技術スタッフも同時に育成し、映像チームが創作過程の記録とPRを担う多層的な構造が特徴である。
3名のアート・クリエイターの多彩な活動背景
長瀬善則は、金融機関勤務の傍らバークリー音楽大学音楽経営学修士を修了し、コロンビア大学経営大学院(MBA)に在籍。ジュリアード音楽院Extension Programで音楽制作とピアノを学び、芸術的想像力とビジネスの視点を融合させた音楽体験をデザインしている。布施砂丘彦は、劇場の内と外で演奏、批評、演出、企画制作など多岐にわたる活動を展開し、第7回柴田南雄音楽評論賞奨励賞を受賞。吉野良祐は、オペラ演出家、演出助手、建築史研究者として活動し、東京造形大学等で教鞭を執り、片岡安賞(日本建築協会)を受賞している。
創作プロセスのショーケース、2027年本公演に向けて
本展示会は、プロジェクト3年目にあたる2027年2月の東京芸術劇場での公演に向けた創作プロセスのショーケースである。アート・クリエイターが一連の活動で向き合い続けている「音楽って何ですか?」という問いへの思索と試行の記録として位置づけられている。会期は2026年3月4日(水)~8日(日)、開場時間は11:00~20:00(初日は16:00オープン、最終日は16:00クローズ)。会場は東京芸術劇場 地下1階 アトリエイースト(東京都豊島区西池袋1-8-1)で、入場料は無料。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001011.000038211.html