奈良が日本一獲得!春雨メーカーが全国大会でグランプリ受賞


奈良県が史上初の4部門制覇を達成
地域の食や文化の価値を世界へ発信するプロジェクト「にっぽんの宝物」が主催する全国大会「にっぽんの宝物 JAPANグランプリ2025-2026」が2月28日・3月1日に東京日本橋で開催されました。この大会で奈良県が8部門のうち4部門でグランプリを獲得するという史上初の快挙を達成したのです。
春雨なのに春雨ではない。奈良食品株式会社の「戎はるさめ」が日本一
各部門グランプリが日本一をかけて競うグランドグランプリでは、奈良県の三代続く春雨メーカー・奈良食品株式会社戎はるさめ本舗の「戎はるさめ」が第1位に輝きました。従業員わずか10数名の小さな会社が作る春雨は、「春雨であって、春雨ではない」と評される独特の食感と味わいが特徴で、満票獲得という圧倒的な支持を受けています。
この商品は国内唯一の天日干し無添加国産はるさめです。長年守り続けてきた製法と味をただ出すのではなく、地方セミナーや地方大会、全国大会までに講師や審査員のアドバイスを見事に吸収しながら進化したことも高く評価されました。
奈良県が勝った背景にある官民連携体制
奈良県が8部門中4部門でグランプリを獲得した背景には、地域のコミュニティの成熟と行政の連携がありました。奈良県では「奈良の宝物」の取り組みが今年で5年目を迎え、これまで参加してきた事業者たちによる先輩コミュニティが形成されています。
過去に大会を経験した先輩事業者が新しく参加する後輩事業者を導き、互いに商品やプレゼンテーションを磨き合う環境が生まれました。さらに奈良県庁がこの取り組みを主催し、リードしてきました。事業者と行政が一体となる形でプロジェクトが推進されたのです。
事業者同士の学び合い、先輩事業者によるサポート、行政による後押しという官民一体の体制が整ったことで、「にっぽんの宝物」の特徴である共創と進化のプロセスが見事にはまり、今回の快挙につながりました。このような取り組みは地域の事業者コミュニティと行政が連携して成果を生み出す「奈良モデル」として、今後全国の地域活性化の成功事例として注目される可能性があります。
大会の概要と開催日程
本大会は日本各地の地域資源を磨き上げ、世界に通用する商品へと進化させることを目的に開催されています。今回の大会では全国10地域から地方大会を勝ち上がってきた42社・36組が8部門に分かれて競い合いました。2月28日は各部門グランプリの決定、3月1日はグランドグランプリ(日本一決定戦)が実施されました。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000095864.html