「さわる」アート体験で視点が変わる浜松科学館の春特別展


目で見るだけではない新しい「みる」の世界へ
浜松科学館は2026年3月20日(金)~5月10日(日)まで、春の特別展「ユニバーサル・ミュージアム "みる"がひろがる みらいーら」を開催します。国立民族学博物館教授の広瀬浩二郎氏監修による本展は、「さわる」アート作品の体験を通して、視覚偏重になりがちなミュージアムと社会のあり方を問い直す展示会です。中部(東日本)かつ科学館では初開催となる本展では、九州~西日本の美術館・博物館で展示されてきた作品が浜松で再編集されます。
約50点の触覚アート作品が集結
浜松科学館ホールをメイン会場に、常設展の一部(1F・M2F)にも作品を展示します。暗いエリア・明しいエリアに二分されたホール内では、0~4の5つのセクション別に約50点の「さわる」アート作品を体験できます。島田清徳の「境界 division-H-2026」や田代雄一の「動物彫刻」をはじめ、片山博詞、わらべ館、株式会社三木製作所など多数の出展作家による作品が並びます。
2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「Better Co-Being(通称:ベタコ)」で話題となった「ふしぎな石ころ(ユニバーサルハプティクスデバイス"echorb")」も浜松科学館に登場します。最先端の科学技術が生み出すぶるぶる、つるつるという触覚を通じて、心で触れるふしぎな体験が味わえます。
広瀬浩二郎氏によるギャラリートークなど充実した関連企画
会期中、館内で多彩な関連企画が開催されます。広瀬浩二郎氏によるギャラリートークは3月20日(金)と5月10日(日)に①10:30~11:30、②13:00~14:00の時間帯で実施されます。このほか、彫刻家の冨長敦也氏による「Love Stone Project みらいーら」(4月5日予約制)や、北川太郎氏による「彫刻の居場所を見つけるWS」(4月25日予約制)なども予定されています。館内プログラムとして「さわる!展示ツアー」と「さわる!サイエンスショー」は3月28日(土)・29日(日)、4月29日(水)、5月2日(土)・3日(日)などに開催されます。
市内5つの文化施設と連携した地域全体の取り組み
浜松市内の5つの文化施設と連携し、展示の趣旨に関連した取り組みが各所で実施されます。浜松市博物館では「ごしごし、ごりごり 昔の道具体験」(3月24日)、浜松市鴨江アートセンターでは映画「手でふれてみる世界」上映会&トーク(4月26日予約制)が開催されます。浜松市立中央図書館では「さわって"みる"本、"きく"読書」として図書展示と読書バリアフリー体験会(4月19日)が、浜松市美術館では「見て、学んで、描いてみよう!はじめての日本画体験」(4月25日予約制)が行われます。これらの連携企画を通じて、地域全体でさまざまな「みる」の広がりが感じられることを目指しています。
入場料は無料、施設情報と関連グッズ販売
特別展の入場料は無料ですが、常設展入場券(大人600円、高校生300円、中学生以下・70歳以上無料)の提示が必要です。開催時間は9:30~17:00で、休館日は閉場となります。会場は浜松科学館みらいら1Fホール及び常設展(静岡県浜松市中央区北寺島町256-3)です。本展メインビジュアル制作を担当したデザイナー・桑田知明氏によるオリジナルグッズ3点のほか、NPO法人六星から買取した点字パネル関連商品や関連書籍などが販売されます。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000141165.html