手のひらサイズの春画「豆判」約300点が世界初公開、歌舞伎町で3月15日まで


世界初、豆判春画約300点を一挙公開
株式会社The Chain Museumは、2026年2月14日(土)~3月15日(日)の会期で「『小さな愛の物語ー豆判春画の世界ー』新宿歌舞伎町春画展WA」を開催する。同展では、浦上蒼穹堂代表・浦上満氏が所蔵する手のひらサイズの春画「豆判春画」約300点を一挙に公開する。世界で初めて豆判春画のみで構成する展覧会となる。アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」のチケット販売システムを導入している。
江戸の庶民から大名まで愛された豆判春画
豆判春画とは、手のひらほどのサイズ(標準的な大きさは縦約9cm×横約12.3cm)で摺られた小さな多色摺木版画のことである。もともとは12枚または8枚の組物として袋に入れられ、手に取りやすい価格で売られていたため、庶民から大名まで広く親しまれた。江戸時代には、大名たちが年の始めに豆判春画を交換し合ったとされている。近代でも戦地に赴く兵士に持たせることがあったなど、人から人へと手渡され、さまざまな場面で寄り添ってきた。
精緻な江戸の技が詰まった小ささの中に
「笑い絵」とも呼ばれる春画ならではのユーモアはもちろん、「仮名手本忠臣蔵」「徒然草」「百人一首」になぞらえたり、囲碁や茶の湯と結び付けたりと、さまざまな工夫が凝らされている。手のひらサイズの画面に凝縮された絵師の趣向や、彫りや摺りの技には目を見張る。職人たちの矜持がぎゅっと詰まった作品群である。
展示会場は能舞台とホストクラブの二会場
会場は「新宿歌舞伎町能舞台」(東京都新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿2F)と、現在休業中のホストクラブ「BOND」(東京都新宿区歌舞伎町1-2-15歌舞伎町ソシアルビル9F)の二会場で開催。主催のSmappa!Groupは、能舞台やホストクラブを拠点に日本舞踊や短歌などの活動を通して、「歌舞伎町から日本文化を創出する」取り組みを続けている。
チケット情報と入場制限
チケット料金は一般1100円、学生700円(当日精算のみ、学生証提示必須)である。障がい者手帳(有効期限内)をお持ちの方とその介添者さまは1名無料。本展は日付指定制を導入しており、オンラインサイトから「日付指定券」をご購入いただく。時間指定はなく、ご都合の良い時間帯にご来場いただける。当日に空きがある場合は、事前予約なしでの入館も可能だが、ご予約の方が優先となる。ご来館日に限り再入場可である。なお、18歳未満入場不可で、チケット購入時に年齢確認が必要。ご来場時に本人確認書類(マイナンバーカード、免許証、健康保険証など)のご提示をお願いする場合もある。
展示会は2026年2月14日から3月15日まで
営業時間は11:00~19:00(最終入場18:30)。夜間開館は毎週金・土11:00~21:00(最終入場20:30)で、計30日間無休での開催となる。出展作のうち約80点は、2015年に東京・永青文庫で開催された日本初の春画展に出展された作品で、実に11年ぶりの公開である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000334.000038948.html