公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

コクヨデザインアワード2026の受賞作4点決定、波紋テーマに1344点から厳選

タグ
その他デザイン・デザインコンペ
報道発表
プレスリリースより

コクヨデザインアワード2026とは

コクヨ株式会社が開催した「コクヨデザインアワード2026」は、23回目を迎える国内屈指の歴史あるプロダクトデザインコンペティションである。今回のテーマは「波紋/HAMON Design that Resonates」で、個人の体験から生まれたアイデアを掘り下げ、さまざまな方向から検討することで、未来のスタンダードを描くプロダクトデザインを募集した。

応募数と審査過程

2025年7月25日から10月8日まで作品を募集し、国内外60か国から合計1,344点(国内785点、海外559点)の応募があった。最終審査では、昨年11月の二次審査およびパテント調査を経て選出された10作品のプレゼンテーションと模型審査が行われ、審査員による最終審議を経て受賞作品が決定された。

グランプリ受賞作「ノートの素」

グランプリに選ばれたのは、神成紘樹による「ノートの素」である。糊付けし、背固めした中紙の束で、量と表紙の選定をユーザーに委ねることで、量産性とパーソナライズの両面を受容するプロダクトとなっている。多様化が加速し、モノが溢れる時代だからこそ、使い手のみならず、作り手、売り手にとっても意味のある提案を目指したという。

優秀賞受賞作3点

優秀賞には3作品が選ばれた。東出和士による「g(グラム)」は、形や素材を変えず、重量だけを繊細に調整したペンシリーズで、わずかな重さの違いによる心地よさを体験させる。塚本裕仁による「縁で見分けるノート」は、表紙の縁に小口染めを施した真っ白なノートシリーズで、識別性とシンプルさを両立させ、インク使用量の削減にも寄与する。五十嵐瑞希と瀧澤樂々による「うつろう手帳」は、罫線の代わりに白とグレーのグラデーションで日々を分け、予定の量に応じてマスの大きさを自分で決められるという特徴を持つ。

トロフィーと表彰状のデザイン

グランプリと優秀賞受賞者に授与されたトロフィーは、一石を投じることで起きた波紋を閉じ込めたものである。角度を変えることで柔らかく浮かび上がる波紋は、アイデアがミクロな自分から、マクロな社会へと広がり始めた様子を表現している。ファイナリストに授与された表彰状は、メインビジュアルの一石を投じる石たちを一枚一枚異なるデザインで採用しており、ファイナリストたちそれぞれの多様性を表している。

コクヨデザインアワードの製品化実績

コクヨデザインアワードは、2002年に創設された歴史あるコンペティションであり、毎回世相を反映するテーマで作品を募集している。優れたプロダクトデザインを選定するのみならず、受賞作品については受賞者とコクヨ開発者の共創で製品化を行ってきた。これまでに生み出された製品の数は20点を超えており、生活や仕事に身近な道具に新たな息吹を吹き込むデザインを確かな製品として世に送り出すことで、デザイナーの今後の活躍を後押しし、「ワクワクする未来のワークとライフ」の創造を目指している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001272.000048998.html