短編映画『あふれた』特報解禁、芋生悠主演で2026年劇場公開へ


一通の手紙に込められた真実とは
株式会社電通クリエイティブピクチャーズが製作する短編映画『......overcome with あふれた..』の特報映像が解禁された。主演に芋生悠さんを迎え、さとうほなみさん、豊原功補さんが出演する本作は、2026年に国内外の映画祭へ出品されたのち、秋頃にミニシアターを中心とする劇場公開が予定されている。
富士フイルム最新カメラで撮影
本作は、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社による機材協力のもと、全編を「FUJIFILM GFX ETERNA 55」で撮影された。「GFX ETERNA 55」は、富士フイルム初の動画専用機となる映像制作用カメラで、対角約55mmの1億200万画素ラージフォーマットセンサーを採用している。対角線54.8mm(横43.8 × 縦32.9mm)で、35mm判の約1.7倍の面積を持つ大型イメージセンサーにより、ノイズの少ないクリアな映像、豊かな階調表現、幅広い色域での美しい色再現を実現する。同社が創業以来90年以上にわたり培ってきた色再現技術を基盤に、映画、CM、配信コンテンツなどプロ品質の映像制作に対応することが可能である。
シングルマザーの沈黙に隠された秘密
主人公・さくらはクリーニング屋で働くシングルマザー。しかし、周囲の人々と言葉を交わさないまま日々を過ごしている。なぜ沈黙しているのか、その真実は物語のクライマックスで彼女が綴った「一通の手紙」により明かされる。脚本・監督・編集を務める加納美帆の幼少期の経験が構想のきっかけになっており、劇場での体験を損なわないよう、本リリースにおいては作品のテーマや詳細については伏せられている。
映像表現の可能性を探る社内研究から始まった製作
本作は、2026年に電通クリエイティブピクチャーズが注力する「ラージフォーマット撮影」において、映像表現の可能性を探るため、2025年に先行的に取り組み、社内における研究・検証を目的として制作された。加納美帆監督は「相手に気持ちを伝えるとき、誰しもが雄弁である必要はないと思っている。本人の強い気持ちは、決して言葉を介さずとも相手に深く染み入り、伝わっていくものだと思っている」とコメント。「本作に触れていただいた方が、誰かに頼ることや、寄り添うことへ、一歩勇気を出せるような作品になれば嬉しい」と語った。
出演者が語る作品への思い
芋生悠さんは「さくらは母である前に、ひとりの女性でもある。そのどちらの時間も特別に切り分けられることなく描かれているところが素晴らしい」と話す。さとうほなみさんは「相手を優しく包み込むような人間を描きたいという加納監督の思いが強く伝わってきた」とコメント。豊原功補さんは「監督の紡いだ物語と製作陣とで臨んだこの短編映画が、さまざまな他者との向き合い方に少しばかりの思いやりとぬくもりの掌で接するきっかけになれば幸いだ」と述べた。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000006553.html