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環境教育カードゲーム「マイアース®」新宿・神田川版が完成、産官学で企画

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報道発表
プレスリリースより

新宿の生態系を学ぶカードゲーム完成発表会を開催

宝塚大学東京メディア芸術学部、成女高等学校、JFL所属のクリアソン新宿、NPO法人SoELaは、新宿区の協力のもと、環境教育カードゲーム「マイアース®新宿・神田川パッケージ」を制作し、3月4日に完成発表会を開催した。会場の宝塚大学東京新宿キャンパスには、制作メンバーのほか、関心を寄せる企業や地域の関係者など約40名が集まった。

昨年6月に始まった本プロジェクトは、新宿の産官学・地域が一体となり、次世代を担う子どもたちが地球環境問題を身近で「自分ごと」として捉えるきっかけをつくることを目的としている。発表会では、制作に携わった生徒・学生や協力者から、本パッケージに込めた想いや制作のプロセスが語られた。

カードにイラストを採用、東京初の挑戦

NPO法人SoELaの木村飛龍常務理事は、本パッケージについて「全国で14番目のプロジェクトで、東京では初めての取り組みです。カードにイラストを採用したのも初めてで、大きな挑戦でした」と説明した。クリアソン新宿の西山大輝氏は、選手時代に気温上昇など環境変化の厳しさを肌で感じた経験に触れ、「環境問題はすでに身近な脅威。子どもたちに関心を持ってもらうきっかけをつくりたい」と述べた。

クリアソン新宿は、地域の「ハブ」として企業・行政・学校などをつなぎ、社会課題の解決を目指す活動の一環として本プロジェクトをプロデュースした。昨年6月の制作メンバーによる体験会を皮切りに、ワークショップや新宿区内の小学校での授業、地域イベントでのトライアルを重ねて完成に至った。

高校生が生態系調査、大学生がイラスト制作を担当

成女高等学校の生物部は、新宿の街の生態系を調査する役割を担当した。発表を行った大沼ロナさんと吉田琴美さんを含む2年生・3年生の総勢10名の部員たちは、神田川親水テラスや新宿御苑などでフィールドワークを実施。都会の中心でありながらアユ、カワセミ、アオダイショウなど多様な生物が生息していることを確認し、その豊かな自然に驚いたという。昨年8月のワークショップでは、調査結果をもとに生物同士の捕食関係を整理し、カードゲームの基盤となる生態系の構造づくりに貢献した。

宝塚大学からは田口公美子さんが発表した。メディアデザイン分野とマンガ分野の学生が参加し、約7か月をかけてカードイラスト15種とパッケージデザインを制作。主に小学生が遊ぶことを想定し、「虫が苦手な子でも親しみやすいデザイン」を追求し、柔らかいフォルムや明るい色彩を採用したことが紹介された。

パナソニックホームズが協賛、新宿区も支援

新宿区地域振興部柏木特別出張所所長の矢野勝之氏は、「成女高等学校、宝塚大学の皆さまが企画やデザインに携わり、地域の教育機関が一体となって新たな学びを生み出したことを心強く感じています。本カードゲームが地域に浸透していくよう、引き続き協力していきたい」と述べた。

パナソニックホームズ株式会社が本プロジェクトへの協賛を発表した。同社東京支社中央支店支店長の阿部亮介氏は「家づくりを通じて環境問題に取り組んでいくという目標において共感し、協賛に至りました。本パッケージには『ZEH(ゼッチ):ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス』のカードも含まれており、我々住宅業界が目指すところはまさにそこですので、大変喜ばしく思っております」と語った。

試合会場や地域イベントでカードゲームを展開

クリアソン新宿の西山氏は今後の展望について、「試合会場や地域イベントなど、様々な機会を通じて、このカードゲームに触れる子どもたちを増やしていきたい。パートナー企業や地域の皆さまとも協力しながら、環境問題を学ぶ機会を広げていきたい」と語り、発表会を締めくくった。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000054861.html