お岩さん誕生の物語「東海道四谷怪談」新シリーズ発売


ホラークラシックス新シリーズ創刊
株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社Gakkenは、2026年3月23日に「ホラークラシックス」シリーズの第一弾『東海道四谷怪談』を発売した。古今東西のホラーの名作を小説とマンガで読みやすくリメイクするシリーズの創刊である。
ドラマ効果もあり今再注目されている日本の怪談。そのなかから「忠臣蔵」のサイドストーリーで、幽霊の「お岩さん」で有名な「四谷怪談」を、登場人物たちの心情を細かく描いたYA(ヤングアダルト)ホラー小説としてリメイクした。単なる「お化け」ではなく、お岩の悲しい物語である。小説とマンガの構成で、物語の世界に入りやすく、恐怖も加速する。
お岩の悲劇的な人生描く
浅野家家臣・左門の娘お岩と、同じく浅野家の家来であった伊右衛門は祝言を挙げていた。しかし、お岩の父・左門だけは伊右衛門のことを快く思っていなかった。伊右衛門が赤穂藩の公金を盗み、結納金にしたのではないかと疑っていたのだ。
祝言をあげて間もなく、江戸城で赤穂藩の大名・浅野内匠頭が吉良上野介に斬りかかる「赤穂事件」の発端となる刃傷事件が起きる。浅野家は取りつぶしとなり、伊右衛門も左門も浪人になってしまった。
「必ずやまた武士に戻ってやる」という強い思いを抱く伊右衛門をお岩は支え、つましい生活ながらも幸せに暮らしていた。しかし、子どもを授かったお岩が里帰りすると、左門は伊右衛門との離縁を命令する。お岩を取り返そうとした伊右衛門は、盗みのことを指摘され、左門を斬り殺してしまう。
殺しのことをごまかし、再びお岩と暮らし始めた伊右衛門だったが、なかなか武士に戻れない境遇に苛立ちを感じ、子どもを産んだばかりで体調がすぐれないお岩にもつらくあたるようになっていく。日本三大怪談のひとつであり、「忠臣蔵」のサイドストーリーでもある心揺さぶる物語である。
西洋ホラーの代表作「ドラキュラ」も同時発売
「ホラークラシックス」シリーズは『東海道四谷怪談』のほかに『ドラキュラ』も同時発売する。西洋ホラーの代表とも言うべき吸血鬼の物語を、読みやすい文章とマンガで楽しめる。春休み中に『東海道四谷怪談』と読み比べをしてみるのも面白い。
商品概要
『東海道四谷怪談』は、原案が鶴屋南北、作が平野みどり、漫画が井荻寿一による。定価は1,320円(税込)で、発売日は2026年3月23日。判型は四六判で276ページ。ISBN は978-4-05-206327-5。電子版も配信予定である。発行所は株式会社Gakkenである。
『ドラキュラ』は、原案がブラム・ストーカー、作が松井香奈、漫画がMTM.による。定価は1,320円(税込)で、発売日は2026年3月23日。判型は四六判で314ページ。ISBN は978-4-05-206328-2。電子版も配信予定である。発行所は株式会社Gakkenである。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008805.000002535.html