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大江健三郎の未発表小説を掲載、「群像」4月号が完売

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報道発表
プレスリリースより

ノーベル賞作家の貴重な未発表小説2篇が話題に

講談社の文芸誌「群像」2026年4月号(3月6日発売)は、話題を呼んで完売となった。2019年のリニューアル後3度目、2023年5月号以来の完売である。通常よりも多い部数で刊行されたにもかかわらず、売行きは例月を大幅に上回るペースで在庫が払底した。

完売の要因となったのが、ノーベル文学賞作家・大江健三郎さんの未発表小説2篇の掲載である。「暗い部屋からの旅行」は現存する小説としては最も古い作品で、「旅への試み」はデビュー作「死者の奢り」とほぼ同時期の作品だ。2篇ともに大江さん本人が触れたことも、研究書でも言及されたことのない、極めて貴重なものである。

充実した掲載内容で読みどころ満載

大江さんの未発表小説の発見経緯と解説は、東京大学大学院教授で大江健三郎文庫運営委員長の阿部賢一さんが執筆した。本号はこのほかにも、古川日出男さんとくどうれいんさんにご寄稿いただいた「特集・震災後の世界15」、三宅香帆さんと武塙麻衣子さんによる新連載、仲野太賀さん・上出遼平さん・阿部裕介さんによる「MIDNIGHT PIZZA CLUB 2nd BLAZE」の冒頭抄録など、読みどころが豊富に揃っている。

「群像」について

「群像」は1946年10月に創刊した講談社で最も歴史のある文芸誌である。いかなる傾向文学にも偏しない、常にひろき視野に立つという理念に基づいて作られた。毎年6月号に受賞作を発表する「群像新人文学賞」は、林京子、村上春樹、柄谷行人、村上龍、高橋源一郎、多和田葉子、阿部和重、島本理生、村田沙耶香、乗代雄介などの著名な作家・評論家を輩出している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008299.000001719.html