映画監督募集2026 ワイダスクールと共同開催で国際共同製作を実現


アンジェイ・ワイダ生誕100周年を記念したワークショップ開催
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、ポーランドの映画学校ワイダスクールと共同でワークショップ「DREAMS 2026」を開催し、参加する映画監督3名を募集する。アンジェイ・ワイダが創設したワイダ・スクールが、ポーランドと日本の若手映画監督を招き、ワイダと黒澤 明の代表作から選りすぐりのシーンを再解釈してもらう企画だ。
国際的なステージへ展開したいクリエイター向けプログラム
本事業は「Film Nexus - PRO」の一環として実施される。日本国内で一定の実績があり、国際共同製作などの海外展開に関心のあるクリエイターを対象に、文化庁の補助金により日本芸術文化振興会に設置された「文化芸術活動基盤強化基金」(クリエイター支援基金)を活用している。
ワイダスクールの実績と教育アプローチ
ワイダスクール(Wajda School)は、ポーランド映画界の巨匠アンジェイ・ワイダのイニシアチブで設立された映画学校である。「脚本からスクリーンまで」という実践的な教育アプローチで、受講生は国際的な著名な映画製作者による指導の下、自身の企画したプロジェクトを実際に制作へと進める。同校卒業生の作品はカンヌやベルリンなどの世界的な映画祭で多数上映・受賞しており、単なる教育機関ではなく、高い制作実績を持つプロフェッショナルな制作スタジオの役割も担っている。
プログラムの構成と開催概要
参加者は、日本とポーランドからそれぞれ3名ずつ選出された、計6名の映画監督である。日本の監督はアンジェイ・ワイダ監督の映画『灰とダイヤモンド』から、ポーランドの監督は黒澤 明監督の映画『夢』から、自ら選び、書き換え、再解釈したシーンの構築と撮影に共同で取り組む。両国の監督が両国を代表する作品を題材に扱うことで、異文化間の対話の促進を目指す。スケジュールは2026年6月のオンライン脚本分析・撮影準備、9月のワルシャワでの9日間の撮影セッション、10~12月の東京でのクロージング・セッションで構成される。
応募要項と採択条件
採択者数は3名である。応募資格は、日本国籍又は日本の永住資格を有する映画監督で、長編映画監督の実績が3~5本程度あり、国内で長編映画の監督実績があり、自身のキャリアを国際的なステージへと進めたいという意欲のある方が対象となる。さらに、英語でコミュニケーションが可能で、英語での講義等を理解し、発言・質問等ができることが必須である。本プログラムの全日程に必ず参加できることも条件となる。応募期限は2026年4月30日(木)正午である。
参加費用と支援内容
ワークショップの受講料は無料である。また、ワークショップ参加にかかる渡航往復の航空賃(エコノミークラスの実費)と現地宿泊費は事務局にて手配・支給される。一方、渡航期間の海外旅行保険(必須)及びその他詳細については別途協議の上、決定する。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000254.000103029.html