神戸と台湾桃園の文化施設が入場無料に、2026年4月から相互交流キャンペーン


神戸市と台湾桃園市が文化交流キャンペーンを開始
一般財団法人神戸観光局と桃園市政府観光旅遊局は、2026年4月1日から2027年3月31日までの1年間、両都市の市民を対象に指定の文化施設への入場料を相互に免除する「神戸×桃園 文化交流キャンペーン」を実施する。本取り組みは、両都市の交流をさらに深め、市民レベルでの文化理解と相互送客を促進することを目的としている。
キャンペーンの概要と対象施設
キャンペーン期間中、神戸市民は桃園市の対象施設へ、桃園市民は神戸市の対象施設へ、市民であることを証明する書類を提示することで無料入場が可能だ。実施期間は2026年4月1日(水曜)から2027年3月31日(水曜)までとなる。
桃園市内の対象施設は、プリツカー賞受賞の日本人建築家・山本理顕による設計の「桃園市児童美術館」と、台湾初の公立書道専門美術館である「横山書法芸術館」である。一方、神戸市内の対象施設は、1903年にアメリカ総領事の邸宅として建築された国指定重要文化財の「萌黄の館」と、ドイツ人貿易商が自邸として建てた「風見鶏の館」である。
施設入場方法と利用条件
神戸市民の場合、対象施設の受付にて神戸市在住が確認できる身分証(運転免許証またはマイナンバーカード)を提示することで無料入場が可能となる。桃園市民の場合は、「萌黄の館」受付にて「桃園市民カード」アプリ画面を提示することで2館券が無料提供される。なお、「風見鶏の館」では受付不可となっているため注意が必要だ。
両都市の交流促進による連携
神戸観光局と桃園市政府観光旅遊局は、2023年に観光交流促進のための覚書を締結している。以来、観光やスポーツ、教育旅行など幅広い分野で交流・連携を進めてきた。「神戸マラソン」や「神戸ルミナリエ」、桃園市での「石門ダムハーフマラソン」や「ランタンフェスティバル」といった象徴的なイベントにおいて互いにブースを出展し、観光プロモーションを行ってきている。
2025年4月18日には神戸空港の国際化が実現し、台湾の玄関口である桃園国際空港との間でチャーター便が就航開始される予定だ。これにより、両都市の距離はこれまで以上に縮まり、今後も人的交流のさらなる活発化が期待されている。歴史ある神戸・北野の異人館と桃園市の先鋭的な美術館・芸術館を互いの市民が訪れることで、相互文化を知る体験のきっかけとなり、将来にわたる持続的な観光促進と相互送客への寄与が期待されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000204.000033788.html