大学生がバスフォトマップを作成「PointMap+」で京都の魅力を発見


大学生が制作したバスフォトマップコンテストとは
京都市都市計画局が主催する「大学生が紹介する『とっておきのバスフォトマップ』コンテスト」は、大学および短期大学の団体やグループを対象にした企画である。参加者たちはデジタルマップ作成サービス『PointMap+』を活用して、バスで訪れることができるおすすめスポットを制作作品として提出する。
コンテストでは完成した地図の中から優秀作品が選定・表彰されるほか、写真で紹介されたスポットに「バスで行ってみたい」と思わせるような作品の制作が期待される。バスの利用促進や隠れた京都の魅力発掘を目的としており、スタートアップ企業iHistory Inc.が企画運営を担当している。
開催背景と京都市の取り組み
京都市の路線バスは利用者の減少や運転士不足により厳しい状況が続いている。一方、市内中心部では観光客の混雑対策が課題となっており、こうした課題解決のためにコンテストが開催されることになった。
京都市都市計画局の歩くまち京都推進室は「とっておきの京都プロジェクト」と連動させるかたちで、モビリティ・マネジメントの取り組みを実施している。過度にクルマに頼る移動から、徒歩や公共交通などの利用へと転換を促すこの取り組みを通じて、バスの利用促進と市域全体への観光客の分散化を図る狙いがある。
優秀作品と受賞者の声
応募作品の中からマップのテーマ性や写真の芸術性などの評価基準に基づき、優秀作品2点が選定された。京都美術工芸大学のチーム関西による「心癒す旅~京北ふるさとバスに乗って~MAP」は、写真作品の観点の面白さと構図の工夫が評価された。受賞者は「みんなで何日もかけて遠くまで撮影に行ったので、結果が出てとても嬉しい。京都の中心部だけでなく、静かで綺麗な場所があることを京都以外の方にも伝えたいと思う」とコメントしている。
同じく京都美術工芸大学のチーム地方による「周山街道!寺社巡り!MAP」も、企画に合致したマップ作りと高い写真の芸術性が評価された。受賞者は「自分たちでリサーチし、気になった場所を実際に訪れて制作した。撮影では三脚やフィルターを使わず、自分たちの目線の高さで、素直な視点で京都の魅力を伝えることを意識した」と述べている。
四条通地下道での優秀作品展示
2026年3月13日から4月9日までの期間、四条通地下道の12番出口から13番出口の間の壁面および柱にて、応募作品および優秀作品の展示が行われた。展示エリアの空間デザインはiHistory Inc.が担当している。
PointMap+について
『PointMap+』は、26種類の地図デザインのテンプレートから選択し、写真やテキストを重ねていくだけで、デザイン性の高いデジタルマップが簡単に作成できるサービスである。公開設定は一般公開、URL限定公開、パスワード限定公開、非公開の4つから選べ、無料で使えるFREEプランと有料のGOLDプランがある。商用利用も可能で、GPSによる位置情報確認やSNS、Webサイトへのリンク設置も可能である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000106827.html