寺嶌曜『深淵のカナリア』発売開始、『キツネ狩り』続篇の警察ミステリー


第9回新潮ミステリー大賞受賞から3年、待望の続篇が発売
第9回新潮ミステリー大賞を受賞した異色の警察小説『キツネ狩り』から3年を経て、その続篇『深淵のカナリア』(新潮社刊)が2026年3月25日(水)に発売された。三年前の光景を視ることができる右眼を持つ警察官・尾崎が無差別殺人事件の真相に挑む長篇ミステリー小説である。
特殊能力と地道な捜査が織りなすミステリーの魅力
尾崎は右眼の能力を知る上司、署長とともに未解決事件を再捜査し解決に導いていた。しかし捜査に不正が働いているのではないかとの内部告発が監察にあり、三人は出頭を命じられてしまう。証拠能力のない尾崎の右眼について白状するわけにはいかず窮地に陥る三人の前に、内部告発を見逃すのと引き換えに、地下鉄車輛内で起きた無差別殺人事件の再捜査を持ち掛ける男が現れる。特殊能力に優る地道な裏付けに圧倒される比類なき警察ミステリーが展開されていく。
シリーズ第一作『キツネ狩り』も文庫化で話題に
『深淵のカナリア』刊行に先立ち文庫化された『キツネ狩り』は、発売一週間で重版が決定した。選考委員全会一致での受賞となった作品であり、未読の方にとって好機となっている。『キツネ狩り』は2026年2月28日に新潮文庫より発売され、定価は935円(税込)、ISBNは978-4-10-106681-3である。
著者・寺嶌曜について
著者の寺嶌曜は1958年(昭和33年)、大分県生まれ。福岡県在住のグラフィックデザイナーであり、2022年(令和4年)に『キツネ狩り』で新潮ミステリー大賞を受賞してデビューした。『深淵のカナリア』は四六判ソフトカバーで、定価は2,475円(税込)、ISBNは978-4-10-354972-7である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002759.000047877.html