イデタチ東京が開設5周年、955回の面談で起業家支援


ファッション特化型の起業支援拠点が節目を迎える
株式会社ツクリエが東京都荒川区から受託するファッション特化型の起業支援拠点「イデタチ東京」は、2026年2月1日に開設5周年を迎えた。5年間で13事業者が巣立ち、そのうち約7割が現在も荒川区内で事業を継続している。2026年2月からは新たに3事業者が入居し、今後も入居者・卒業生への起業・経営支援に注力し、日本屈指の繊維問屋街である日暮里繊維街からファッション関連産業の起業家を輩出していく。2026年度には開設5周年の成果報告会イベントを開催予定で、ファッション関連産業で起業した入居者の軌跡や支援のあり方を共有する方針だ。
955回の個別面談で伴走支援を実現
イデタチ東京は、ファッション関連産業で起業したい方をサポートする荒川区立の起業支援拠点である。継続的に成長可能なファッションビジネスを行えるよう、起業・経営をサポートするインキュベーションマネージャーが入居者と月2回必ず面談を行うほか、先輩起業家、デザイナー、弁護士、税理士、コピーライター等、多様な専門分野をもつ9名のメンターが入居者をバックアップしている。5年間で計955回のインキュベーションマネージャー面談、計502回のメンタリングを実施した。IM面談やメンタリングを通し、事業課題、コンセプト整理、トラブルやリスク回避などについてアドバイスを行い、入居者の事業を伴走サポートしてきた。入居者アンケートからは、「事業を進める上で色々な角度からバックアップ、伴走してくれる」「手探りで事業を進める中で指針の壁打ちをしてもらえありがたい」といった声が寄せられており、創業初期の課題解決に貢献している。
累計2187人が参加したイベント・セミナー
ファッション領域の起業・経営をテーマとした、一般の方が参加できるイベント・セミナーを不定期で実施してきた。5年間で累計2187人が参加している。第一線で活躍するファッションデザイナーや、ファッション領域で起業する話題の起業家登壇のトークイベント、ファッション領域の起業に必要な知識をテーマにしたセミナー等を多数開催した。過去のイベント登壇者には、坂部三樹郎氏(「MIKIOSAKABE」デザイナー)、青木明子氏(「AKIKOAOKI」デザイナー)、松田崇弥氏(株式会社ヘラルボニー代表取締役社長CEO)、大野陽平氏(「YOHEI OHNO」デザイナー)、小塚信哉氏(「SHINYAKOZUKA」デザイナー)、アキラナカ氏(「AKIRANAKA」クリエイティブディレクター)らが参加している。
卒業者の約7割が荒川区内で事業を継続
過去5年間で、13事業者がイデタチ東京を卒業し、現在は9事業者が入居している。荒川区では、施設使用終了後も区内に事務所等を構えると、賃料の一部が補助される制度(3年間・上限月額5万円)を設けており、この制度を活用するなど、卒業生の約7割が荒川区内で事業を継続している。卒業生では、「HOUGA」、「ablankpage.」といったコレクションブランドから、伝統工芸×ファッション事業を手掛ける株式会社EBRU、ミドル世代向けニットジャケットブランド「FavorKnits」、入浴タオルブランド「muneposi」をはじめとする幅広い領域の事業者が活躍している。入居者同士の協業も生まれ、卒業後も近隣地域で事業を継続することで、交流が続くエコシステムが生まれつつある。
2026年2月に3事業者が新たに入居
2026年2月からは、5期生として書類・面接審査を経て3者が新たに入居した。スポーツやアウトドアウェアをベースにしたウィメンズウェアブランド「BIFURCATUM」、音楽をテーマに様々なアルバムから着想を得てコレクションを制作するファッションブランド「RIHO SAITO」、3DCG技術を軸にアパレル企業のクリエイティブ開発を包括的に支援する「EIEO」が入居した。3者ともアパレル企業での勤務経験があるクリエイターであり、事業を前進させるための経営基盤を築けるよう、サポートを行う方針だ。
今夏に5事業者の募集を予定
現在入居の3期生が2027年1月末に卒業するため、今夏5事業者を募集開始予定である。入居期間は最大3年間となっており、ファッション関連産業で起業したいと考えている方、起業5年未満の方の応募を、全国から広くお待ちしている。詳細は2026年夏頃にホームページ等でお知らせする予定だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000477.000033548.html