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衛星データ×AI活用の水道DXで経産大臣賞受賞、天地人が漏水リスク評価システムを実現

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プレスリリースより

JAXA認定ベンチャーが第10回ものづくり日本大賞で経産大臣賞を受賞

JAXA認定の宇宙ベンチャー・株式会社天地人(東京都中央区、代表取締役 櫻庭康人)は、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携して開催する「第10回ものづくり日本大賞」において、経済産業大臣賞を受賞した。表彰案件は「人工衛星データとAI解析を活用した漏水リスク評価管理システム(宇宙水道局)の開発」で、2026年3月25日に首相官邸での授賞式で表彰された。

水道インフラの老朽化課題に対する革新的なソリューション

水道インフラの老朽化という社会課題に対して開発された「宇宙水道局」は、専門知識がなくても容易にリスクエリアが確認できる漏水リスク評価管理システムである。JAXA、NASA、ESA等の国内外の宇宙機関が保有する500基以上の衛星データから取得した地表面温度や気候、地盤データと水道事業者が保有する水道管データをAIにて調査・解析することで、水道管の漏水リスクを評価する。導入自治体の実績から、漏水発見効率は従来の6倍に向上し、調査費用は79%削減を実現している。

衛星技術と自治体データの融合で持続可能な水道事業を実現

「宇宙水道局」は2023年4月のサービス提供開始以降、累計契約自治体数は50を突破している(2025年9月現在、契約更新含む)。サービスは「漏水リスク診断に基づく音聴調査支援」と「地域特性に応じた水道管の管路更新計画策定支援」の2つを柱としている。前者は衛星データを活用した数メートル単位での管路のリスク診断により、高い解像度で現在・近未来の漏水リスクの把握を可能にし、優先的に調査すべき場所を効率的に見つけられる。後者は漏水リスク診断結果の「健全度」と、病院や学校などの重要給水施設への影響を考慮した「重要度」を組み合わせて評価することで、複数の更新優先シナリオを作成する。平時の漏水リスク重視や災害時の社会的影響重視など、地域課題に応じた柔軟な設定が可能だ。

ものづくり日本大賞について

「ものづくり日本大賞」は製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するもの。経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、平成17年より開催しており、今回で10回目を迎える。第10回では、関係4省において8件(25名)の内閣総理大臣賞受賞者、経済産業省では13件(58名、1団体)の経済産業大臣賞受賞者が決定された。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000264.000045963.html