60%が事前調査する。断捨離の新常識は「捨てる前に調べる」


断捨離前に情報収集するのが新常識
株式会社ネオマーケティングが実施した「断捨離に関する調査」によると、断捨離経験者の約60%が処分前に何らかの情報収集を行うことが明らかになった。単に物を減らすだけではなく、「売れるのか」「売った方が良いのか」を見極めた上で処分方法を選ぶ姿勢が浸透しているという。
20~30代は売値確認を優先
情報収集の内容は年代によって異なる。全体では「自治体のホームページで捨て方を確認する」が26.8%でトップだが、20~30代では「フリマアプリで似た商品の売値を確認する」が強い。女性20代41.8%、男性30代39.0%、女性30代34.6%、男性20代35.5%と高水準であり、若年層ほどSNS、AI、YouTubeなど複数の手段を横断して調べる傾向が見られる。若年層の間では「捨てる」という選択肢だけでなく、リセール価値を総合的に判断する行動が定着しているのだ。
回転の早いジャンルほど売却意識が強い
買い物時に「売ることを意識して購入しているもの」の最多は「衣類・バッグ・靴」23.2%で、次いで「CD・DVD・ゲーム」21.8%、「本・雑誌・漫画」21.2%である。興味深いことに「家電製品」は11.7%に留まり、リセール価値が高そうな耐久財よりも、身近で回転の早いジャンルの方が「売る前提」で選ばれやすい。特に男性30代の「CD・DVD・ゲーム」が40.3%と突出し、若年~中堅男性にとって娯楽系は「いずれ売るもの」という認識が強いようだ。
処分を諦める理由は手間と心理的抵抗
調査では全体の40%以上が、一度は断捨離を手放した経験を持つことも判明した。やめた理由は「買取価格が安くてショックを受けた」29.9%、「使えるものを捨てることに罪悪感がある」29.2%、「梱包や発送の手間が面倒」29.0%がほぼ並んでおり、単に進まないのではなく、値段への納得感、心理的抵抗、手間が複合的に作用している。特に男性30代の「買取価格が安くてショック」は53.7%に達し、想定より安かったことへの失望が断念理由になりやすい傾向だ。
後悔を減らす慎重さが功を奏する
断捨離後に「後悔したことはない」と答えたのは64.7%と半数以上を占め、後悔を抱える人は少数派である。これは調査対象者の約60%が事前に情報収集し、43.1%が途中で立ち止まる慎重さを持っているためと考えられる。こうした「捨てる前に調べる」「迷ったら一度置く」という行動が、結果として後悔の少なさにつながっているのだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000665.000003149.html