反差別演劇『魔法少女マジョリティ』観客と考える90分


本当のヴィランとは?テーマ重めでポップな舞台
劇団はみだしぼっちの第12回公演『魔法少女マジョリティ』が2026年4月23日(木)~4月25日(土)に阿佐ヶ谷シアターシャイン(東京都杉並区阿佐谷南1-15-15)にて上演される。舞台は現代から20年後の世界。ある政党の台頭により価値観が塗り替えられ、徴兵制が敷かれた社会が舞台だ。
主人公・朝子は「将来の夢は幸せな結婚」と語るスクールカースト上位の女子高生。彼女は謎の妖精「はちべぇ」と出会い、街に現れる謎の存在「ヴィラン」を倒す魔法少女となる。しかし彼女が対峙する存在は、本当にヴィラン(悪者)なのだろうか。聞き慣れたはずの言葉が理解不能な異言語のように響く世界で、ヴィランの叫びは本当に異言語なのか、多数派だから正しいのか、声を上げる少数派は迷惑な悪者なのか、本当の悪者は何なのかを観客と共に考える90分間の反差別演劇である。
ダンスとコメディに詰め込んだ社会性
見どころは90分間にダンスとコメディと世間を詰め込んだ点。テーマは重めだがポップでキラキラした舞台であり、あっという間に終わるという。小劇場演劇が初めての人にもおすすめできる作品だ。
創作に至った背景
劇団代表は、「そんな主張をするなんて日本人じゃないんですよ」とインタビューに答える女性を見た時、こんな人が本当にいるんだと驚いたと述べている。日本人とは何なのか、その問いから創作が始まった。両親が日本人ならそうなのか、生まれ育ちが日本ならそうなのか、国籍が日本ならそうなのか。相手が言う日本人とは「ある思想を有している」ことが条件のようであり、それに沿わなければ日本人ではないという。
現在大勢の人たちが苦しい生活を強いられている中で、丁度良い存在がマイノリティだったのかもしれない。本作は私たちが本当に戦わなければならないのは「何と」なのか、ヴィランとは悪とは何なのかをあなたと共に考えるために上演されるのだ。
公演情報とチケット
公演期間は2026年4月23日(木)~4月25日(土)。開演時間は4月23日が13時と18時、4月24日が14時と19時、4月25日が13時と18時。開場は開演30分前で、上演時間は約90分である。チケット料金は一般3,500円、応援チケット4,500円、U30(30歳以下、要証明)3,000円、学生(要証明)2,000円、障害者(要手帳)2,000円。カンフェティ会員割引席は一般3,500円が2,500円となる(全席自由・税込)。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松大剛)にて発売中だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003596.000013972.html