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鎌倉市立御成小学校が建築の歴史的価値で25年賞受賞

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建築・設計・景観デザイン
報道発表
撮影:エスエス 走出直道(プレスリリースより)

第25回JIA25年賞を受賞

株式会社久米設計が設計した「鎌倉市立御成小学校」が、第25回JIA 25年賞を受賞した。この賞は、竣工25年以上経過した建築物のうち、時間の経過に耐えうる力強さや社会への貢献度が高く、今後も長く愛されるべき建築を選定するものである。

歴史を継承する再生的保存の成果

鎌倉市立御成小学校は1933年に創立された伝統ある学校だ。1980年代から老朽化に伴う改築が検討され、地域住民の熱心な参加のもと、木造校舎の保存を軸としながら新しい教育空間が追求された。1998年12月の竣工時には、旧校舎の構造材や造作材の一部を再利用し、地域住民の心象風景ともいえる外観が復元されている。これにより、卒業生が少年少女時代を思い起こすことのできる佇まいが受け継がれた。

設計者の思いと地域への感謝

設計者は「25年以上の長きにわたり、この建築に愛着を持って丁寧に利用してくださる鎌倉市民のみなさま、および木造建築の適切な維持管理を継続して頂いている鎌倉市に対し深く感謝申し上げます」とコメントしている。さらに「『御成小学校の原風景を継承する』という意思はどの時代も変わらず受け継がれ、地域の皆様に愛され続ける建築であって欲しい」との願いが述べられている。

建築概要と受賞履歴

鎌倉市立御成小学校は神奈川県鎌倉市御成町に所在し、延床面積6,935㎡、地上2階建ての建築物である。竣工は1998年12月で、RC/S/W構造を採用している。JIA25年賞のほか、日本建築学会作品選集や神奈川建築コンクール最優秀賞も受賞している。新校舎完成を記念して市民の手により埋められたタイムカプセルは、改築30年後の2029年に掘り起こされる予定だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000123454.html