障害者クリエイターの作品をAI活用、企業デザイン自動生成SaaS「PoteerChat」提供開始


障害者クリエイターの創作をAIが企業デザインに変換
株式会社bajjiは、障害のあるクリエイターの作品をAIのインスピレーション源として活用し、企業向けデザインを自動生成する法人向けSaaS「PoteerChat」の提供を開始した。同サービスは、生成AIの課題である「クリエイターへの還元」や「データ価値の可視化」に対し、生成と報酬を直接結びつけた新しいモデルを実装している。
生成AI時代のクリエイター還元モデルの実現
生成AIの進化により、高品質なコンテンツ生成が可能になった一方で、「どのデータが価値を生んだのか」「クリエイターにどのように還元されるのか」といった課題が顕在化している。PoteerChatは、クリエイティブ生成時にインスピレーション源となったデータを紐づけ、利用に応じて障害者クリエイターへ報酬が還元される仕組みを実装。企業側が社会的インパクトを可視化できるダッシュボードも提供し、生成AIとクリエイターをつなぐ新しい価値循環モデルを構築している。
PoteerChatの主な機能と特徴
PoteerChatでは、障害のある方の日常行動(散歩の軌跡、落書き、写真、タップ、声、視線など)から生まれたクリエイター原画と、これをもとに生成されたAI生成クリエイティブの2種類のデータをインスピレーション源として活用。人間の創作とAI生成を組み合わせた独自のクリエイティブ生成を実現している。企業はブランドカラー、フォント、トーンを指定することで、生成されるデザインを自社ブランドに最適化でき、テキスタイル、サムネイル、プレゼン資料、広告素材など用途に応じた多様なクリエイティブを生成可能だ。
クリエイター還元と社会的インパクトの可視化
企業が生成したクリエイティブは、インスピレーション源となったクリエイターに紐づき、利用に応じて報酬が還元される。これにより、生成AIの利用がそのままクリエイターの収益につながる構造を実現している。企業は、自社の利用によってどのクリエイターに還元されたか、どの程度の社会的インパクトが生まれたかをダッシュボード上で確認でき、ESGレポートなどにも活用できる。
料金プランと今後の展望
料金プランはFree(無料、生成回数5回/月)、Starter(3,300円、生成回数50回/月)、Pro(16,500円、生成回数200回/月)、Enterprise(要問い合わせ、無制限)から選択可能。今後は、Slack・Teams連携による業務統合やテンプレート機能の拡充を進め、企業のクリエイティブ制作プロセスに深く組み込まれるプラットフォームを目指す。bajjiは、生成AI時代において「創作・生成・還元」が循環する新しいエコシステムの構築を推進していく方針だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000044789.html