デザインブランド130がミラノデザインウィーク2026で新作インスタレーションを発表


記憶と存在をテーマにミラノで特別展を開催
デザインブランド「130(ワンサーティ)」は、2026年4月20日から4月26日までイタリア・ミラノで開催されるミラノデザインウィークにて、ANTEPRIMA Showroomで開催される特別展「Link of Moments × Link of Existence」に参加する。ANTEPRIMA、WOW、130のコラボレーションにより実現した本展では、新作インスタレーション《Link of Existence》を発表する。
記憶のかけらが形づくる存在の輪郭
日々の生活のなかで生まれる無数の瞬間は、記憶として蓄積され、私たちの存在の輪郭を形づくる。本展示では、WOWによる《Link of Moments》と、130による《Link of Existence》という2つの作品を通して、記憶のかけらが立ち上がる瞬間と、存在の痕跡がどのように個人の内面へ編み込まれていくのかを提示する。
光と映像で記憶と出会う《Link of Moments》
WOWによる《Link of Moments》は、光と映像によって、意識の底に眠る記憶のかけらと邂逅するインスタレーション。匿名かつ普遍的な風景が、鑑賞者一人ひとりの記憶や感情を呼び起こす契機となり、外界と内面を往還する瞬間的な体験を生み出す。光と映像のあわいに、記憶と現実、自己と他者の境界が揺らぎ、個人的でありながら普遍的な情景のコラージュが立ち上がる。
存在の残像を捉えた《Link of Existence》
130による《Link of Existence》は、存在の物理的な残像を捉えた彫刻的な椅子である。黒から透明へと移ろうグラデーションが、つい先ほどまでそこにあった身体の体温、重さ、時間の経過を示唆する。残るのは人物そのものではなく、不在によって輪郭づけられる「影」であり、光を透過する構造体は、鑑賞者の視点によって密度と奥行きを変え、最近まで誰かがそこにいたような静かな存在感を呼び起こす。
展示情報と開催概要
展示は2026年4月20日(月)から4月26日(日)まで、11時から18時の時間帯で開催される。会場はANTEPRIMA Showroom(Via Borgospesso, 23, 20121 Milano)となっている。プレスプレビューは4月19日(日)15時から17時まで、オープニングパーティーは同日17時から21時までの開催予定である。特設サイト(https://www.130onethirty.com/MDW2026/ANTEPRIMA)で詳細情報を確認できる。
線による造形で循環型の文化を探求する130
130は、MagnaRecta Inc.が展開するデザインブランドであり、一本のフレーム(線)を「建築する」ように空間へ立ち上げる独自の造形アプローチによって、家具・照明・インテリア用構造体・インスタレーションを制作している。硬質な構造体でありながら、光や空気、余白が通り抜ける「抜け」自体を意匠として扱い、面や塊ではなく線によるプロダクトを提示する。テクノロジーとクラフトマンシップのあいだに立ちながら、構造と詩性を同時に編み直すことで、次の循環型の造形文化を探求している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000138277.html