秋田柴子が小説家デビュー、創作大賞入選作が朝日文庫で2026年発売


和菓子×お仕事小説『栗は月色、こがね色 和菓子処長月堂』が書籍化
応募総数69,808件の日本最大級の創作コンテスト「創作大賞2025」お仕事小説部門で入選した秋田柴子さんの小説が書籍化される。物語投稿サイトTALESに投稿された受賞作に改稿を重ね、『栗は月色、こがね色 和菓子処長月堂』として、朝日新聞出版より2026年4月7日(火)に発売される。TALESに投稿された作品が書籍化するのは本作が初の事例である。
祖母の看板商品を引き継ぐ主人公の奮闘記
しっとりとこがね色の輝きを放つ栗きんとんは、岐阜県恵那市の老舗の和菓子店「長月堂」で祖母だけが受け継いできた看板商品である。本作は、急きょこれを引き継ぐことになった主人公・沙都子が、次々と押し寄せる困難にも折れず、ひたむきに和菓子づくりと向き合い続ける和菓子×お仕事小説だ。読み終えると、こんなふうに仕事に向き合いたいという前向きな気持ちと、栗が色づく秋への待ち遠しさが、じんわりと広がっていくはずである。
著者・秋田柴子さんが語る執筆の思い
秋田柴子さんは過去二回はいずれも締切ギリギリだった反省から、今年こそ全力で書き切りたいという思いで『創作大賞2025』に挑んだという。「目に美味しい小説」を目指し、さらに栗と和菓子の豆知識も味わえる、読み得感あふれるお話になるようにと願いを込めて書き上げたとのことだ。「決して不幸ではないけれど、どこか満たされない」「一生懸命だけど不器用で、今ひとつ自分の生き方に自信が持てない」と感じながらも、毎日をコツコツと積み重ねて頑張る人たちにこの物語を届けたい、そして読み終えたら秋が待ち遠しくてたまらなくなる気持ちになっていただけたら作者として喜びだと述べている。
編集者も推奨する甘みも苦みも詰まった一冊
朝日新聞出版の担当編集者は、「〈一瞬で顔を湿らせるほどの湯気が、鍋から濛々と立ちのぼる〉という主人公・沙都子の祖母が大量の栗を茹でる1行から始まる」と作品を紹介する。湯気と甘い香りまで漂ってくるような書き出しから餡子の世界へと一気に引き込まれ、読み終えたときには出版までご一緒したいという思いが沸き上がったという。おいしそうな和菓子の描写はもちろん、沙都子の仕事へのひたむきさも本作の大きな魅力であり、こんなふうに仕事に向き合いたいという前向きな気持ちを後押ししてくれる、甘みも苦みもぎっしり詰まった一冊だと評している。
書籍情報とクリエイター支援プログラム
『栗は月色、こがね色 和菓子処長月堂』は著者・秋田柴子、発行・朝日新聞出版、定価836円(税込)、ISBN 978-4022652386で、2026年4月7日に文庫判256頁で発売される。noteでは、クリエイターが活躍する場を広げるための取り組みを行っており、話題のクリエイターをメディアパートナーに紹介し出版や連載につなげる「クリエイター支援プログラム」や、作品の露出機会を増やす企画イベント、クリエイターがスキルや実績を表明する仕事依頼タブ機能などを展開している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000383.000017890.html