SE構法で建築の可能性を拡げる「TECTURE AWARD 2025」NCN賞3作品決定


SE構法による木造建築が受賞
株式会社エヌ・シー・エヌは「TECTURE AWARD 2025」において、ゴールドスポンサーとして「NCN賞」受賞3作品を決定した。同アワードは建築・インテリアの多様性と創造性を称えるもので、作品公開と一般投票によって受賞作品が選出される特徴を持つ。
エヌ・シー・エヌは昨年に続きゴールドスポンサーを務め、SE構法が採用された木造建築の中から、持続可能性と創造性を兼ね備えた優れた3プロジェクトを選出した。各受賞作には賞金各10万円が授与された。
受賞作品の内容と評価
受賞作品の一つである「MORI no KI TERRACE」は、各分野から選出された18名のアンバサダーによる選定を経てロングリストに選出され、最終選考まで進出している。本プロジェクトは低層木造建築と芝生広場を一体的に整備し、これまで閉鎖的であった街区に新たな回遊性を創出。県庁舎という「目的地」を、市民が日常的に滞在し楽しむ「都市の庭」へと転換した点が評価されている。
総評では、選出された3作品について、スケール感を活かしたピロティ建築、キャンティレバー屋根を特徴とするオフィス、建築とインテリアの融合が際立つ住宅と説明。いずれも構造安全性と施工信頼性を両立するSE構法の特性を基盤に、空間の新たな可能性を提示する作品とされている。
TECTURE AWARD 2025の規模と受賞決定
本アワードでは2024年1月から2025年12月31日に竣工した建築・インテリアプロジェクトを募集。1st Roundで8,740票、FINAL Roundで7,766票、合計16,506票の投票が集まり、1,033作品の中からグランプリを含む各賞が決定した。受賞作は3月31日にTECTURE AWARD特設サイトおよび授賞式で発表されている。
NCN賞受賞3作品
(1)「MORI no KI TERRACE」は設計がSUEP. / 永瀬智基建築設計事務所。木造SE構法平屋で延床面積589.6㎡。築70年を超える広島県庁舎敷地内の未活用地を対象に、官民連携によって行政街区を市民に開かれた場へと再編する試みである。
(2)「木の構造が支える、変化に応えるOFFICE」は設計がKADO一級建築士事務所。木造SE構法2階建てで延床面積496.01㎡。企業の持続的な成長と働き方の変化に対応するための本社屋である。
(3)戸建て住宅「FLOOR鶴見」は設計がroomz 株式会社 星野建築事務所、施工が株式会社タイコーアーキテクト。木造SE構法3階建てで延床面積93.64㎡。希少で高価な都市の土地の有効性を最大限に高めるために、3階建てとした南向き高性能住宅である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000004739.html