父を看取った73日間から学ぶ生きがい—Deathフェス2026で著者登壇


死から逆算して今を輝かせる
「あなたは、自分が死ぬことを考えたことがありますか?」この問いをポップに問い直すイベント「Deathフェス2026」が、2026年4月11日から16日まで渋谷ヒカリエ8Fで開催される。「死をポップに、終活を再定義する」をコンセプトに掲げ、前回2025年開催時には10代から90代まで4,200人超が来場した注目の祭典である。
最終日となる4月16日(木)には、『逆算の人生デザイン——父と最後の73日間で学んだ「生きがい」の見つけ方』の著者・秋田稲美氏が登壇。本書は、父を自宅で看取った73日間の実体験をもとに、「死」から逆算して今をどう生きるかを見つめ直した一冊である。当日は無料ワークショップに加え、会場での書籍販売とサイン会も実施される。
逆算思考が導く人生の生きがい
2025年7月に上梓された『逆算の人生デザイン——父と最後の73日間で学んだ「生きがい」の見つけ方』(成隆出版)。秋田稲美氏(ひふみコーチ株式会社代表取締役)は2024年、自宅で父親を看取った。悲しみの中から湧き上がったのは、意外にも「感謝」だったという。
ビジネスの世界で「逆算思考(バックキャスティング)」の手法を広めてきた著者が、その思考を「人生の終わり」に適用。「死」から逆算することで、今この瞬間に本当に大切なものが見えてくるという著者の実体験を、日記形式のエッセイで綴った作品である。親の介護・看取りを経験した方や、「自分らしく生きたい」と感じながらも日々をやり過ごしている方に特に響く内容となっている。本書は看取りの記録にとどまらず、人生の残り時間をどう使うかを見つめ直す実践書であり、読後に自分の生きがいを整理できるワークシートも用意されている。
海外にも広がる「いきがい」への関心
「いきがい」は今、日本国内にとどまらず海外でも注目されるキーワードとなっている。秋田氏のワークショップには海外からの参加者も多く、各地でリラックスした雰囲気の中で対話が生まれている。著者と直接言葉を交わせる貴重な機会として、4月16日(木)の15時30分から17時まで、渋谷ヒカリエ8Fで無料ワークショップ「いきがいみとり」を開催。ワークショップ終了後には秋田氏によるサイン会も予定されており、会場内での書籍販売も実施される。参加は事前チケット登録制となっている。
市民の共感で支えられるDeathフェス
「Deathフェス」はプロボノ(専門スキルを持つボランティア)によって運営される異例のイベント。今回の開催に向けたクラウドファンディングでは、本書もリターン品の一つとして採用され、目標額を達成。「死」を語る文化を社会に根付かせたいという共感の輪が、着実に広がっている。Deathフェス2026は2026年4月11日(土)から16日(木)まで、11時から20時まで開催。最終日のみ17時終了となる。参加費は無料で事前チケット登録制であり、一部有償プログラムもある。土日ステージプログラムはオンライン配信も予定されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000174951.html