辻村深月の最新作『ファイア・ドーム』6月5日発売、書影とサイトがリニューアル


デビュー22周年記念作『ファイア・ドーム』が2026年6月5日に発売
作家・辻村深月氏のデビュー22周年記念作品となる新作長編小説『ファイア・ドーム』(上巻・下巻)が2026年6月5日に小学館より刊行される。執筆開始から7年をかけた超大作で、原稿枚数は1,500枚に達する著者渾身の現代長編ミステリーである。
このたび『ファイア・ドーム』の書影が解禁され、特設サイトもリニューアルされた。イラストは八太栄里が担当している。
連載から大幅な加筆・改稿を経て刊行へ
本作は文芸誌「STORY BOX」2019年6月号から2023年8月号に計25回連載された作品である。刊行に際し大幅な加筆と全面的な改稿が行われているため、連載を読んだ読者にとっても新たな読み応えがある。前作『この夏の星を見る』から3年ぶりとなる満を持しての最新作だ。
真実と虚実が交錯するミステリーの舞台
本作のキャッチコピーは「人は、真実よりも面白い物語を選ぶ。彼女は、『噂』という、炎に燃やされた。」である。物語は25年前の夏、平穏だったはずの地方都市で起きた百貨店受付嬢誘拐殺人事件から始まる。その報道により揺り動かされた町には「噂」という大量の炎が降り注ぎ、燃えさかった。ようやく静けさを取り戻したかに見える町に燻り続ける因縁が、いま新たな事件を呼び起こす。
著者は「大きな事件は人を魅了してしまう。『地元だから知っているんだけど実は…』『友達の友達が関係者で聞いたんだけど』『あの被害者って本当は…』なぜ、私たちはこうも事件にかかわりたいのか。そのことをいつか小説で書くなら私が書きたいと、ずっと願ってきた」とコメント。タイトルの『ファイア・ドーム』は、スノー・ドームのように振り動かせば炎が沈んでいる山間の地方都市を表現しているという。
書誌情報
タイトルは『ファイア・ドーム』(上巻・下巻)で、著者は辻村深月。予価は各2,090円(税込)である。発売日は2026年6月5日で、判型は四六判上製。ページ数は上巻464ページ、下巻432ページとなっている。発行は小学館で、特設サイトは公式サイトで確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003643.000013640.html