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プロトタイプで社会課題に挑む。大阪電気通信大学の革新的なモノづくりコンテスト

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企画・ビジネスプラン
報道発表
プレスリリースより

アイデアを実現する。大阪電気通信大学初の全学規模コンテスト

大阪電気通信大学は、学生の創造性を育みながら実践的なモノづくり教育を推進する「OECUモノづくりコンテスト2025」の最終審査を実施した。本コンテストの特徴は、単なるアイデアの競い合いではなく「実際に形にする」プロトタイプ製作までを審査対象とする、本学初の全学規模の試みである点だ。

66件の応募から13チームが最終審査へ進出

本コンテストは学生の自主的なモノづくりを支援する本学独自施設「自由工房」が主催し、12月末の募集に対し全学科・専攻から計66件の意欲的な応募が寄せられた。1月に行われた第一次審査では、大学発ベンチャー企業の教員や企業家教員が「この発明は事業になるか」といったビジネス目線で厳正に選考。通過した13チームが3月13日の最終審査へ進んだ。

学部長と企業の審査員が4つの基準で厳正に評価

最終審査当日、寝屋川キャンパスのコンベンションホールでは、学生たちが実機を用いたデモンストレーションを交えながらプレゼンテーションを披露した。審査員を務めた工学部、情報通信工学部、建築・デザイン学部の各学部長からは、専門的な視点に基づいた質問やアドバイスが送られた。審査基準は独創性・有用性・実現可能性・完成度の4項目で、企業の協賛者も審査に参加し、「企業賞」の授与も行われた。

折り紙技術で発達障害支援。最優秀賞に輝く

最優秀賞に輝いたのは、工学部建築学科4年の植村陸吐さん(現・大学院工学研究科建築学コース1年)だ。植村さんは、発達障害や感覚過敏を持つ方が外出先でパニックを防ぐために光や音を遮断できる「持ち運び可能なカームダウンスペース」を提案した。日本の伝統的な折り紙技術を応用し、社会課題の解決と実用性を両立させた点が高く評価されている。

視覚障がい者支援から音楽システムまで多様な受賞作品

優秀賞には、パラレルリンク機構の腕又は足、IoT連動型火災検知アラームが選ばれた。奨励賞は手書き文字の誤字発見アプリ、視覚障がい者案内デバイス、バジェットディフェンスが受賞。企業賞では、PCキーボードを鍵盤化する低コストなピアノ演奏システムやモバイルバッテリー機能付き冷暖房機など、社会課題の解決と実用性を兼ね備えた多様な受賞作品が出揃った。本コンテストは、参加した学生のみならず全学的なモノづくりへのモチベーション向上にも貢献する重要な機会となった。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000127223.html