子ども読書の日に注目「手遊び歌」が新しい動く絵本へ


4月23日は子ども読書の日、手遊び歌が新文化として注目
4月23日は「子ども読書の日」であり、4月23日~5月12日は「子ども読書週間」である。従来、読書といえば本を読むことと考えられてきたが、今、歌って体を動かす「手遊び歌」が、新しい「動く絵本」として世界中のお母さん・お父さんから注目を集めている。4月14日から応募が始まった第2回「読者と選ぶ あたらしい絵本大賞」では、手遊び歌部門が新設された。
スマートフォン時代に親子で共有する体験が再評価
スマートフォンが子育ての一部となった今、「親子で同じ動きを共有する」体験が世界で再評価されている。欧米では保育士養成課程にFingerplay(手遊び歌)が必修化され、YouTubeでは「Cocomelon」や「Baby Shark」が数十億回再生を記録している。さらに日本では、教育系YouTubeチャンネル『ボンボンアカデミー』(登録者数121万人)が、手遊び歌動画を多数公開しており、高い人気を集めている。
デジタル時代だからこそアナログな「動き」が価値を持つ理由
スマートフォンでの子育てが当たり前になった時代だからこそ、画面から離れて、親子がふれあいながら一緒に体を動かすアナログな体験が見直されている。親子のふれあいは、子どもの情緒安定・集中力・言語発達を促す効果が科学的にも示されており、まさにデジタル時代に必要な「身体性のあるコミュニケーション」である。
欧米では保育士必修スキル、教育の基礎として確立
アメリカ・カナダ・イギリスなどでは、保育士養成課程にFingerplay(手遊び歌)が必修として組み込まれている。これは、手遊び歌が「手指運動」「リズム」「語彙」「社会性」を同時に育む教育法として広く認められているからである。日本でも教育的な価値により注目が集まっており、保育の現場でも積極的に取り入れる動きが進んでいる。
YouTubeが生んだ国境を越える幼児文化の広がり
YouTubeでは、手遊び歌が世界共通語のように広がっている。米国のCocomelon – Nursery Rhymes は登録者数1.8億人以上で世界100か国以上で視聴され、韓国のPinkfongは「Baby Shark」で世界的ブーム、再生回数120億回超を記録している。日本でも『ボンボンアカデミー』が「いろ いろ なにいろのうた」など保育現場でも使いやすい楽曲を制作し、国内外の親子に親しまれている。歌と動きが言語を超えて伝わることを証明しており、まさに「国境を越える幼児文化」として世界の親子をつないでいる。
絵本と動きが融合した「参加型絵本」が誕生
手遊び歌は、絵本と同じく「歌詞」「キャラクター」「物語」を持ちながら、そこに「動き」が加わることで、子ども自身が物語に「参加」する感覚を生み出す。この「参加型絵本」という新しい表現が、今回の「あたらしい絵本大賞」に新設された「手遊び歌部門」誕生の理由である。世界的チャンネルの多くが動画から絵本・グッズ・教育教材へと展開しており、日本でも手遊び歌が「絵本」や「児童書」として出版される例が増加中である。映像から絵本へと進化する可能性を秘めた新しい絵本文化の形を目指している。
第2回「読者と選ぶ あたらしい絵本大賞」手遊び歌部門の詳細
募集期間は2026年4月14日(火)14:00~2026年6月30日(火)23:59までであり、応募資格は年齢・経験不問(プロ・アマ不問)である。応募サイトはhttps://www.ehonnavi.net/pb-innovation-award/で確認できる。特に保育士・幼稚園教諭がこれまでの保育・教育経験を活かし、または音楽やダンスに関わるクリエイター、YouTubeやTikTokで手遊び歌を発信しているクリエイターにおすすめである。求めている作品は、朝起きる、歯磨き、ごはん、お風呂など日々の習慣を子どもが楽しく行えるようになる、オリジナルの手遊びやジェスチャーが含まれた作品であり、動画での広がりやすさや子どもの楽しさという視点で審査される。部門賞に選ばれた手遊び歌は動画化され、YouTubeチャンネル登録者数121万人の『ボンボンアカデミー』で公開される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008389.000001719.html