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道路のバリアフリー化に73%が「嬉しい」、最大課題は歩道と車道の段差

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報道発表
プレスリリースより

道路のバリアフリーが求められる理由

普段何気なく歩いている自宅周辺の道路には、気づかないうちに小さな段差や狭い歩道など、歩きづらさを生む要素が潜んでいる。ベビーカーを押すとき、高齢の家族と一緒に歩くとき、杖を使って移動するとき。誰かの「歩きにくさ」を身近に感じた経験がある方も少なくない。今回、藤岡コンクリート工業株式会社と共同で、全国の男女500名を対象に「道路のバリアフリー」についてのアンケートを実施した。

7.6%が移動補助具の使用経験あり

調査対象者のうち自身または家族が車椅子・ベビーカー・杖などを使って移動することがあるかを聞いた結果、「ある」が7.6%、「ない」が92.4%であった。割合としては大きくないものの、移動補助具を使う場面は日常の中に一定数あることがわかる。ベビーカーを押すときや高齢の家族が杖を使うときなど、道路の歩きやすさが暮らしに関わる場面は決して珍しくないといえる。

71.1%が自宅周辺で移動に不便を感じている

移動補助具を使う立場の方に、自宅周辺の道路で移動に不便を感じたことがあるかを聞いたところ、「ある」が71.1%、「ない」が28.9%であった。移動補助具を使う場面では、普段は気になりにくいわずかな段差や通路の狭さも、移動のしづらさにつながることがある。当事者やその家族にとって、自宅周辺であっても安心して移動しにくい場面が少なくないことがうかがえる。

最大課題は「歩道と車道の段差」で43.0%

道路で「つまずきやすい」「歩きにくい」と感じる場所を聞いた結果、最も多かったのは「歩道と車道の段差」で43.0%であった。次いで「雨の日に滑りやすい場所」が37.8%、「ひび割れた舗装」が25.0%、「狭い歩道」が24.0%、「傾斜のある歩道」が18.6%と続く。歩きにくさの原因として、道路のつくりや傷み具合に不安を感じている方が多いことがわかる。特に歩道と車道の境目は、わずかな段差でも足を取られやすく、つまずきにつながりやすい場所といえる。

「段差の解消」が改善の最優先課題

道路のバリアフリー化について改善が必要だと思う点を聞いたところ、最も多かったのは「段差の解消」で54.4%となり、過半数が課題として挙げる結果となった。次いで「路面を平らに整備すること」が35.6%、「歩道の幅を広げること」が34.8%、「障害物の撤去(電柱・看板など)」が27.8%と続く。安心して歩ける道路にするために、まずは段差や路面の凹凸といった足元の不便を減らすことが求められている。誰にとっても移動しやすい環境を整えるには、身近な障壁をひとつずつ見直していくことが大切といえる。

バリアフリー化に73.0%が肯定的

自宅周辺の道路がバリアフリー化されたら嬉しいと思うかを聞いた結果、「とても思う」が26.8%、「やや思う」が46.2%で、合わせて73.0%が肯定的に回答している。一方で「あまり思わない」は15.4%、「まったく思わない」は11.6%であった。嬉しいと思う理由には、老後になったときの安心感や、ベビーカーがつまずく問題、親の高齢化に伴う不安など、具体的な生活場面を背景にしたものが多く見られた。今すぐの必要性というよりも、将来やまわりの誰かを思い浮かべながらバリアフリー化に期待を寄せる方が多いことがうかがえる。

道路環境改善への期待が高まる

調査では、自宅周辺の道路で「つまずきやすい」「歩きにくい」と感じる場所の1位が「歩道と車道の段差」で43.0%、改善が必要だと思う点でも「段差の解消」が54.4%で最多となった。自宅周辺の道路がバリアフリー化されたら嬉しいと感じる人は73.0%と、多くの人が道路環境の改善を望んでいることが明らかになっている。今は必要としていなくても、将来を見据えて段差のない歩きやすい道路を求める声は広がっているようだ。誰もが安心して歩ける環境づくりには、段差の解消や路面の整備など、舗装の段階からの地道な工夫が欠かせないのではないだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002614.000044800.html