植樹とアートの融合「フォレストアートフェスティバル」貝印がラダック2026に協賛


貝印が植樹とアートを融合した新プロジェクトを支援
グローバル刃物メーカーの貝印株式会社は、NPO法人ウォールアートプロジェクトが主催する「フォレストアートフェスティバル in ラダック2026」に協賛し、キックオフイベント「芽吹きの宴 再び!」を4月22日に貝印本社のイベントスペース「Kai House」で開催した。本プロジェクトはインド・ラダック地方での植樹とアートを融合した新しい芸術祭であり、貝印は2017年から継続的にウォールアートプロジェクトをサポートしている。
ラダックで展開されるアートプロジェクトの経緯
ウォールアートプロジェクトは、インド農村部の地域コミュニティと協働し、学校を舞台にしたアートプロジェクトや国際カンファレンスを開催してきた。2023年、2024年にはラダックで開催され、日本人アーティストによる壁画制作デモンストレーションが子どもたちの目前で行われ、音楽家や映像作家、ダンサーによるワークショップにも取り組んできたのである。伝統が大切にされてきたラダックですが、気候変動や貨幣経済の浸透により変化せざるを得ない状況にあり、文化の力によって新しい局面を見据える視点がもたらされることが望まれている。
キックオフイベント「芽吹きの宴 再び!」の開催内容
イベントには約100人の来場者が集まった。漫画家のおぐりちはやさんによるライブペイントでは、「ワイルドローズ」の木や幹が描かれ、貝印社員や参加者がステンシルの手法で花を咲かせた。この壁画は2017年におぐりさんがラダックの公立学校で生徒たちと完成させたもので、9年ぶりの修復が予定されている。会場ではインドのスパイスを効かせたチャイやラダックの伝統食「ピン」が提供され、参加者は作品を楽しみながら過ごした。
トークイベントとアーティストの決意表明
トークタイムには、貝印による17年間の協賛経緯の説明に始まり、NPO法人ウォールアートプロジェクトよりドキュメンタリー映像が上映された。2026年に招聘されるアーティストたちからはラダックで予定しているワークショップや制作への抱負が語られ、オンラインで繋いだラダックの人々やアーティストたちがこのプロジェクトへ寄せる期待が伝えられた。音楽家の安土早紀子さんとコンテンポラリーダンサーの花田千絵子さんの即興パフォーマンスも披露され、参加者はアートや音楽、食を通して有意義な時間を過ごしたのである。
貝印とインドの関係性と今後の展開
貝印はインド・ラジャスタン州に自社工場を構えており、2017年8月にはインド国内で初めてとなる直営店「kai shop」をオープンするなど、インドと深い関わりがある。これが協賛に至った背景にあり、今後もより豊かな社会の実現に寄与していくという。フォレストアートフェスティバルは2026年6月6日、7日に一般公開予定で、ラダック現地の子どもたちを対象としたワークショップや作品の公開が計画されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000735.000025105.html