ディアンジェロの全貌を知る決定版『文藝別冊 ディアンジェロ』4月27日発売


21世紀のソウルを根底から変えた音楽家ディアンジェロ
河出書房新社は、2025年10月14日に他界したミュージシャン・ディアンジェロの多彩な魅力と偉業に迫る『文藝別冊 ディアンジェロ』を2026年4月27日に刊行した。本誌は、新旧ファンはもちろん、改めてその業績を辿りたい全音楽ファン必読のマスターピースである。
ディアンジェロとは何者か
1974年2月11日、バージニア州リッチモンドの牧師の家に生まれたディアンジェロ(本名:マイケル・ユージン・アーチャー)は、幼い頃より教会で音楽に触れ、1995年にファースト・アルバム『Brown Sugar』でデビューした。マーヴィン・ゲイやダニー・ハザウェイらを彷彿とさせるソウル感と、ヒップホップ世代のビート感覚を融合させた楽曲は瞬く間に世界中のリスナーを虜にした。2000年には盟友クエストラヴとともにセカンド・アルバム『Voodoo』をリリース。グラミー賞最優秀R&Bアルバム賞などを受賞した本作は、同年リリースのコモン『Like Water for Chocolate』、エリカ・バドゥ『Mama's Gun』とともにソウルクエリアンズ3部作として知られ、いまなお世界中にフォロワーを生み出している。2014年には「ザ・ヴァンガード」とともにサード・アルバム『Black Messiah』をリリース。プログレッシブR&Bの音像はブラック・ライヴス・マター運動とも共振し、あらゆる音楽ファンより喝采を浴びた傑作だ。
米国の関係者による独占インタビューを掲載
本誌の最大の特徴は、ディアンジェロと直接交流のあったミュージシャンや友人、批評家、ライターによる米国関係者への独占インタビューである。マイケル・ゴンザレス、ドリーム・ハンプトン、ルー・バーバー、ダフニ・A・ブルックス、ジェシー・ジョンソン、アラン・リーズら、日本国内ではあまり知られていない声たちを収録。翻訳家・押野素子氏の尽力により実現した、本誌の目玉企画となっている。同時に久保田利伸やDJ JIN、柴田聡子、mabanua×BudaMunkら国内第一線のミュージシャンへのインタビュー・対談も掲載される。
充実のディスクガイドと多角的な論考
ディアンジェロのオリジナル・アルバムはわずか3枚ながら、本誌では「ディスクガイド・パート1」でアルバムから参加・提供楽曲まで詳細に解説。「ディスクガイド・パート2」では90年代から2000年初頭にかけ独自の達成を遂げた「ソウルクエリアンズ」の重要作35を厳選している。また野田努、池城美菜子、山下壮起らによる論考、JAM、林剛によるコラム、原雅明×松村正人による対談など、ディアンジェロの多様な魅力を彼のバイオグラフィ、同時代のブラック・ミュージック、キリスト教ペンテコステ派との関係など多角的に読み解く内容となっている。
書誌情報と発売日
書名は『文藝別冊 ディアンジェロ ヒップホップ世代が生み落とした未来のソウル』。編者は河出書房新社編集部、二木信、松村正人。A5判、並製、256頁。2026年4月27日発売、税込価格1,870円(本体1,700円)、ISBN:978-4-309-98093-5である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001234.000012754.html