推しグッズのデコ文化、最多は「たまに手を加える」層に広がる


推しグッズのデコ文化とは
株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」は、全国の18歳~29歳の女性を対象に「推しグッズのデコ文化」に関するアンケート調査を実施した。推しグッズは購入後、自分なりに手を加えて楽しむ「デコ文化」が広がっている。今回の調査では、この文化の実態が明らかになった。
購入段階から手を加えることを想定している消費者
「公式グッズを購入する際から、手を加えることを考えているか」という質問に対し、はい26.4%、いいえ15.6%という結果が得られた。推しグッズの購入段階から、完成品として受け取るだけでなく、その後の楽しみ方まで含めてとらえて購入している人が一定数見られる。このことから、消費者にとってグッズは購入後もカスタマイズの対象として認識されていることがうかがえる。
デコ文化の中心は「たまに手を加える」層
「普段、どのくらい手を加えて楽しんでいるか」の質問では、「たまに手を加える」が39.1%で最多となった。推しグッズのデコ文化は、頻繁に手を加える一部のヘビー層だけでなく、より広い層にも支えられていることがうかがえる。
手を加える理由で見える層の違い
「よくデコる人(毎回手を加える・よく手を加える)」と「たまにデコる人」の手を加える理由を比較すると、「自分だけの推しグッズにしたい」と回答したのはよくデコる人60.6%、たまにデコる人53.6%と両層で過半数を超えた。一方で、「人に見せたい・共有したい」はよくデコる人30.3%に対し、たまにデコる人は0%であり、大きな差が生じている。推しグッズに手を加える理由の中心には「自分だけの推しグッズにしたい」という自己化のニーズがあり、「人に見せたい・共有したい」という意識は、より頻繁に手を加える層に見られる特徴である。
グッズ設計の工夫が求められる現状
「公式グッズで不便に感じた仕様はあるか」という質問では、「カスタムしづらい構造になっている」23.8%、「サイズや形が使いにくい」21.9%、「余白が少ない」18.1%が挙げられた。推しグッズの楽しみ方が広がる中で、デコのしやすさには気持ちだけでなく、商品そのものの設計も関わっていることがうかがえる。
デコ文化の本質は自分仕様化
今回の調査から、頻繁に手を加える人、たまに手を加える人のいずれでも、手を加える人のほとんどが「自分だけの推しグッズにしたい」という動機を共有していることが判明した。推しグッズのデコ文化の中心には、まず「自分仕様にしたい」という気持ちがあり、その上で「人に見せたり共有したい」という欲求は、デコ文化全体の中心というより、手を加える頻度を高める特徴のひとつとして現れている可能性がある。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000144334.html