大阪・関西万博UAEパビリオンが金賞受賞、iFデザインアワード2026


iFデザインアワード2026で金賞を受賞
2025年大阪・関西万博のアラブ首長国連邦(UAE)パビリオンは、国際的に権威ある「iFデザインアワード2026」において、「インテリア・アーキテクチャー(展示会・仮設展示)」部門で最高位となる金賞を受賞しました。本受賞は、世界中から寄せられた11,000件以上の応募の中から選出されたもので、優れたデザイン性、コンセプトの強さ、そして完成度の高さが国際的に高く評価された結果です。
「大地から天空へ」をテーマとした空間設計
「Earth to Ether(大地から天空へ)」をテーマに構想されたUAEパビリオンは、進歩を人類の連続的な歩みとして捉え、伝統やコミュニティ、知の蓄積を、科学技術や未来への志向と結びつけて表現しました。建築、ランドスケープ、来場者体験を一体化した空間設計により、素材、光、そして物語によって導かれる没入型の体験を提供しています。
パビリオンの建築的特徴の中心には、ナツメヤシの葉軸(ラキス)が使用された、高さ最大16メートルに達する90本の柱があり、来場者を包み込むような日陰空間を形成し、会場内に静けさと交流の場を生み出しました。伝統的な素材は、現代の建築技術と日本の職人技との協働により再解釈され、文化的知見と精緻な技術の融合を体現しています。
伝統と革新の連続的な関係性を表現
本パビリオンの設計は、伝統と革新を対立するものとしてではなく、連続する関係性として捉えた点にも特徴があります。文化的記憶が研究や開発の基盤となり、人と自然への責任が未来への設計を導くという思想が、空間全体に貫かれています。駐日アラブ首長国連邦特命全権大使であるシハブ・アルファヒーム閣下は、「今回の受賞は、パビリオンのデザインアプローチと、それを実現した多様なパートナーとの協働の成果を示すものです。500万人を超える来場者の皆さまに、本パビリオンを通じてUAEの過去と未来を巡る特別な体験をお届けできたことを誇りに思います」とコメントしています。
国際的な評価を積み重ねたパビリオン
本受賞は、同パビリオンがこれまでに獲得してきた数々の国際的評価に新たな実績を加えるものです。国際博覧会事務局(BIE)による建築・景観部門での国別パビリオンのトップ3への選出をはじめ、ワールド・エキスポ・アワードでは最優秀スタッフ賞を受賞。また、サステナブルデザイン部門での特別賞、ワールド・エキスポリンピックにおける大型パビリオン部門ブロンズ賞、さらにDFAアジアデザイン賞やドイツデザインアワードなどでも高い評価を得ています。2025年大阪・関西万博期間中、UAEパビリオンは延べ500万人以上の来場者を迎え、海外パビリオンの中で最多の来場者数を記録しました。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000159438.html