AIアート初開催、神戸で次世代アーティスト8名が入選決定


AIを制作に用いた公募展「AI ART meets Art Fair」が初開催
株式会社TODOROKIが運営する現代アートフェア「KOBE ART MARCHÉ 2026」では、制作プロセスにAIを活用した作品を対象にした公募展「AI ART meets Art Fair」を初開催した。誰もがAIで容易に表現を生み出せる時代において、AIによる表現を「アートフェア」という評価と市場の接点に置くことで、AIアートが持つ表現の可能性と受容のあり方を探る試みである。
審査では各分野の第一線で活躍するプロフェッショナルが、作品としての思想性、文脈、表現の必然性などの視点から多角的に評価した。その結果、児玉悠輔、Aphic、tsumichara の3名が入選者に選ばれた。
「AI ART meets Art Fair」の審査員総評
川田泰氏は「AIなら手軽に制作できるという層の応募が大半かと予想していたが、実際にはAIを深く探究し、精緻に作り込まれた力作が多く、その熱量に驚かされた」とコメント。山本浩貴氏は「AIが『ツール(道具)』としてではなく、『メディウム(媒体)』として使われているか」を審査基準とし、AIを用いたアートにおいて後者の可能性を探求したいと述べた。
第11回「Artist meets Art Fair」で10名が入選
次世代を担うアーティスト発掘を目的とした「Artist meets Art Fair」は、2014年から回を重ねて今回第11回となる。今年は35歳以下を「一般枠」、36歳以上を「ミッドキャリア枠」として実施し、学生枠と合わせ計10名の入選者が決定した。
ミッドキャリア枠では重田尚美、Katsu(中野克彦)、横村葵が、一般枠では靑令、関野凜太郎が、学生枠では久次良、仲間琉妃、山岸月菜、レイモンド愛華が選出された。審査員からは、平面作品の充実と表現・素材の多様化が印象に残ったとの評価を得た。
入選作品は「KOBE ART MARCHÉ 2026」で展示・販売
両公募展の入選作品は、5月22日から24日にかけて開催される「KOBE ART MARCHÉ 2026」にて展示・販売される。会場は神戸メリケンパークオリエンタルホテル7階で、一般公開は5月23日と24日の11:00~19:00となる。チケットは5月22日23:59までの前売発売も実施中である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000037656.html