広島叡智学園が優勝、高校生がAIドローンで避難支援ソリューション提案


自然災害時の避難課題に取り組むプレゼンコンテスト
日本オーチス・エレベータ株式会社は、オーチス・ワールドワイド・コーポレーションが主催する高校生向けプレゼンテーションコンテスト「Made to Move Communities(メイド・トゥ・ムーブ・コミュニティズ)」のアジア太平洋地域大会で、広島叡智学園高等学校のチームが1位を受賞したことを発表した。同コンテストは、高校生がSTEM(科学、技術、工学、数学)の知識を活かし、モビリティにおける課題へのソリューションを考案するもので、今年は自然災害時にコミュニティを支える革新的な移動ソリューションの提案が求められた。
広島と山形の高校が日本代表として出場
日本全国の16校から18の高校生チーム(計131名)の応募があり、日本オーチスの審査員による厳正な選考の結果、広島叡智学園高等学校と山形東高等学校の2校がアジア太平洋地域大会に出場した。参加した高校生チームはボランティアとしてメンターを務めたオーチス社員からアドバイスを受けながら課題に挑み、最後にはそのソリューションをアジア太平洋地域の審査員に向け英語で発表した。
AI搭載ドローンと最適避難ルート提示システムが受賞
瀬戸内海の離島から成る大崎上島町にある広島叡智学園高等学校のチームは、災害発生時における高齢化や地理的制約による避難の課題を背景に、AI搭載ドローンを活用した新しい避難支援システムを提案。このアイデアは審査員によって高く評価され、アジア太平洋地域大会で優勝を獲得し、学校のSTEM教育プログラム推進のために20,000ドル(約300万円)の助成金を授与された。また、山形東高等学校のチームは、AIとARを搭載したスマートグラスを用いた避難ソリューションで2位を受賞し、15,000ドル(約230万円)の助成金が授与された。
次世代人材育成とコミュニティへの影響
Made to Move Communitiesプログラムの目標は、生徒、教員、そしてメンターを務めるオーチス社員が一体となり、STEMとリーダーシップスキルを高めることで次世代の人材を育むこと。2020年以来、計1,000名以上のオーチス社員がメンターとして携わり、1,250名以上の生徒を指導してきた。また、参加校のSTEM教育を継続的に支援するため、総額約150万ドルを超える助成金を約150校に授与している。日本オーチス社長のパトリック・ヨングは、「生徒の皆さんのプレゼンテーションスキルと創造的なアイデアに深い感銘を受けました」とコメントしている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000020254.html