障害者クリエイティブが企業PRに変わる|Poteerのアワード受賞作品発表


AIが日常行動をクリエイティブに変換するPoteerとは
株式会社bajjiが提供するAIクリエイティブプラットフォーム「Poteer(ポティア)」が、デジタルな振る舞い株式会社と連携して開催した「デジタルな振る舞いアワード」の優秀作品5点と特別選出作品1点が発表された。本アワードは、障害のある方の日常行動や表現から生まれたクリエイティブを、企業のPR・研修・広告素材として実際に採用し、その対価をクリエイターへ還元する取り組みである。単なる賞金コンテストではなく、日常の行動が企業活動を支えるクリエイティブ資産となる、新しい社会実装モデルの実証を目指している。
アワード結果と優秀作品の特徴
本アワードでは、Poteerを利用して生成されたクリエイティブ作品を募集し、応募作品の中から優秀作品5点と特別選出作品1点が選出された。選出された作品は、デジタルな振る舞い株式会社が今後展開するAI研修等のプロモーション素材として活用される予定である。優秀作品には、クリエイター名userkxdnCWkGさんの「ワニくん」、れのさんの「あお」、userWl2GpafOさんの「法華経の世界をイメージしました」、Reon.Thiyoharaさんの「緑葉のボタニカル・フレーム」、user Atrey_17さんの「無譜の中の白い蝶」が選ばれた。特別選出作品はReon.Thiyoharaさんの「色の息づかい」である。
賞品と応募期間の詳細
本アワードはiOSまたはAndroidアプリから投稿可能で、参加料は無料である。応募期間は2026年4月1日から4月30日までで、結果発表は2026年5月15日に行われた。賞品はAmazonギフト券総額10万円分が優秀作品に選ばれたクリエイターへ贈呈される。なお、賞品贈呈対象は障害者手帳による本人確認済みであることが条件であり、2026年4月30日までに本人確認を完了する必要がある。
生成AI時代における新しい価値循環の実現
生成AIの普及により、誰もがコンテンツを生み出せる時代になった一方で、その表現のもとになるデータやインスピレーションの価値をどのように扱うかが大きな課題である。Poteerは、生成AIとクリエイターをつなぎ、障害のある方の日常行動や表現を、企業で活用されるクリエイティブへと変換する仕組みを提供している。本アワードは、その仕組みを実際のキャンペーンとして社会に提示する取り組みであり、企業のプロモーションや研修に活用されるクリエイティブを、障害のある方の日常行動や表現から生み出すことで、生成AI時代の新しいクリエイティブの在り方を提案するものである。
デジタルな振る舞い株式会社とPoteerの概要
デジタルな振る舞い株式会社は、2023年7月創業の法人向けDX研修・AI研修企業である。実践型・体験型の研修スタイルを特徴とし、これまで非エンジニアによって1000件以上のアプリ開発が行われている。一方、Poteerは、障害のある方の日常行動(散歩の軌跡、視線の動き、声、描画など)をAIで解析し、企業で実際に使われるデジタルクリエイティブへと変換するプラットフォームである。これまで仕事として評価されにくかった日常の行動を、生成AIによってデザイン成果物へ変換することで、障害のある方がデザイナーとして働き、企業に直接雇用される新しい働き方を実現している。生成されたクリエイティブは、企業のプレゼン資料、ESGレポート、Web・SNSコンテンツ、プロダクトデザインなど、さまざまな業務で活用されている。主な実績として、2025年VEVA technology(パリ開催)Japan Pavilion選出、2026年ソーシャルプロダクツ賞を受賞している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000044789.html