松樹凛が日本推理作家協会賞受賞、デビュー短編集が文庫化


第79回日本推理作家協会賞短編部門に松樹凛さんが受賞
その年の最も優れた作品に贈られるミステリー文学賞、第79回日本推理作家協会賞の短編部門に、松樹凛さんの「ぼくらが夕闇を埋めた場所」(『小説推理』2025年1月号)が選ばれました。松樹凛さんは2021年、「射手座の香る夏」で第12回創元SF短編賞を受賞されデビューしています。
創元SF短編賞出身の作家による3年連続受賞
創元SF短編賞出身の作家による日本推理作家協会賞短編部門の受賞は、第77回を「ディオニソス計画」で受賞された宮内悠介さん(坂崎かおるさんと同時受賞)、第78回を「黒い安息の日々」で受賞された久永実木彦さんに続き3年連続となります。
デビュー短編集『射手座の香る夏』が文庫化
東京創元社では松樹さんのデビュー短編集『射手座の香る夏』の文庫版を2026年6月29日に発売いたします。2024年に単行本で刊行された本作は、「夏」を舞台とする四編の青春SF作品からなる短編集です。特に時間SFの枠組みを使った収録作「十五までは神のうち」は、その緻密なプロットと読了後の余韻から「忘れられない一作」と話題を呼びました。
珠玉のデビュー短編集のあらすじ
タイムトラベル技術を応用することで、「自分が生まれてこなかった世界」を選ぶ〈巻き戻し〉の権利が認められた日本。順風満帆な未来が約束されていたはずの15歳の兄を、30年前の夏〈巻き戻し〉で失った「ぼく」は、消失の謎に導かれるように故郷の島を訪れる。第12回創元SF短編賞受賞作を含む全4編を収録した作品集です。
『射手座の香る夏』文庫版の書誌情報
文庫版はレーベルが創元SF文庫で、判型は文庫判、ページ数は384ページとなります。発売日は2026年6月29日、ISBN番号は978-4-488-73602-6、定価は1,012円です。解説は飛浩隆が担当しています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000245.000009527.html