新卒採用担当者の約44%が外部サポートを求めている実態調査


新卒採用における課題と悩みに関する調査について
少子化や売り手市場の影響で、企業の新卒採用は年々難しさを増しています。しかし、採用担当者が実際にどのような場面で苦労し、どのような業務に負担を感じているのかについて、詳しく把握している企業は多くありません。そこで株式会社NEXERと総合人材会社の株式会社プレイス&アビリティが共同で、新卒採用の担当経験がある全国の男女50名を対象にアンケート調査を実施しました。
50%の担当者が「選考の見極め」に苦労
新卒採用活動で最も苦労したことについて聞いたところ、「選考の見極め」が50.0%で最も多い結果となりました。短い面接時間での人柄や潜在能力の判断の難しさが浮き彫りになっています。回答者からは「面接だけじゃわかりにくい」「マニュアルなどで勉強してくる学生がほとんどだから個性的な回答がほとんど得られない」といった声が挙がっています。次いで「内定辞退」が12.0%、「母集団形成」が10.0%という結果です。
76%が目標採用人数の達成経験を保有
新卒採用において目標採用人数を達成できたことがあるかという質問では、「ある」が76.0%、「ない」が24.0%となりました。多くの担当者は目標達成の経験を持つ一方で、4人に1人は未達のまま課題を抱えています。目標採用人数を達成できなかった原因としては、「売り手市場」「人気がない」といった外部環境の影響と、「認知力の不足」「業界のイメージ」「給与面」など、自社の魅力発信や条件面に関するものに大別されます。
44%が「自社だけでは解決が難しい課題」を認識
採用活動で「自社だけでは解決が難しい」と感じた課題があるかを聞いたところ、「ある」が44.0%、「ない」が56.0%という結果でした。企業が社内のリソースや工夫だけでは解決できない課題に直面していることがわかります。具体的には、業界の人気やイメージ、資金力、コンプライアンスの複雑化、他社との連携の必要性といった構造的な課題が浮かび上がっています。また、採用に予算を投じれば本業に影響が出てしまうというコスト面のジレンマも多くの企業が直面している課題です。
応募者対応が最も負担な業務
採用担当者として最も負担に感じた業務については、「応募者対応」が28.0%で最も多く、次いで「書類選考」が16.0%、「面接調整」と「社内調整」がそれぞれ12.0%となっています。応募者数が多い場合はメール対応や日程調整に追われ、応募が少ない場合は採用につなげるために細心の注意を払う必要があります。さらに、採用業務は本業と並行して行うことが多いため、休日出勤につながることも少なくありません。
外部サポートニーズの高まり
調査結果から、新卒採用における最も苦労する場面として「選考の見極め」が半数を占め、限られた時間内で人材を判断する難しさが浮き彫りになりました。また、約44%の担当者が「自社だけでは解決が難しい」課題を抱えており、業界イメージやコンプライアンス対応など、企業単独では乗り越えにくい問題が増えていることがわかります。採用活動を一人で抱え込むことはますます現実的ではなくなってきており、自社の強みと課題をしっかり見極め、必要に応じて外部の知見やサービスを取り入れることが、満足度の高い採用につながるのではないでしょうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002646.000044800.html